呪詛を見ました。
ホラー映画ですね。Netflixで配信されています。2022/7/8配信開始ですね。
この映画を見るきっかけは、私の好きな雨穴さんが見たいと言ってたと友達が言ってたからです。
雨穴さんとは、YOUTUBEで、なんだかへんな小話をしてくれる人なんですけど、
変な家の作者でもありますね。
声色は変えて動画とっていて、動画の投稿ペースも遅いんですが、
雨穴さんの電話スタイルが何故か白電話・・とか、ボイスチェンジャーで可愛い・・とか、キモイおせち動画とか、狙って撮ってると思うんですが、不気味で興味深いYOUTUBERさんなのでよく見ています。
不気味な奇妙なおせちシリーズとか。
ただただ物を突き抜ける動画とか。
本当に興味深い人なんですね。
で、呪詛ですね。
台湾ホラー映画です。
台湾のホラー映画は何度か見てるかな。
今回の映画は、宗教絡みのオカルト系ホラーになっています。
台湾の高雄で起きた事件が元になっているようですね。6人家族が互いに殴打しあったり、排泄物を食べさせたりしながら結局長女が死に至る・・というような話です。
ですが映画の中に6人家族はでてきません。
宗教だったり、憑依だったりそういうものがテイストになっているのではと推測されます。
で、映画の話ね。
あるお母さんが主人公なんだけどね。
娘のドゥオドゥオを家に迎えるために、家の中を飾り付けたりしてるのね。
何故かわからないけど、お母さんと娘は離れて暮らしてて、当初養父がいて、その人が面倒見てたってわけ。
今日は娘と初めて会う日。
ドゥオドゥオとの日々をカメラに収めるの、と母はいって撮影を開始するのね。
でも、ちょっとずつおかしなことが周りで起き始めてー
という話です。
お気づきでしょうか?
この映画は、そう
ドキュメンタリータッチ系のPOV系映画みたいなやつです。
POVっていうのは、ブレア・ウィッチプロジェクトでその撮影方法が有名になったと思いますが、常に自分を撮影したりする視点の映画。手ブレブレだけどそこがいい、という感じの低予算映画によく見受けられます。
また、パラノーマル・アクティビティのような固定視点での監視カメラ切り替えタッチ。これはPOVではないんだけど、こういう撮影方法も呪詛ではよく出てきます。
ほかの低予算POV系と少し違うのは、
自分視点系ホラー映画であること。
ここがね、興味深いかな。
最近こういう系の映画も多いよね。
コンジアムや、RECなんかもそうだけど、そういう系の撮影方法。
で、呪詛もそれ系なんだけど、コンジアムの場合は、自分視点での撮影手法はあるんだけど、怒涛の勢いと展開で見れる自分視点だったの。
でも、呪詛の場合は、怒涛の勢いと展開ではなくて、
なんか来る
なんか、あの人、虫をお椀に入れてる
なんか、今変なの見えた
みたいなのが、ゲームプレイ実況のごとくカメラに映るのね。
そういう意味では、REC2だっけ・・?あれと近いかな。REC2のOPあたりの、リアルタイムで映画が途切れない感じは楽しかった。
まるでゲームプレイ実況を横で見ている視聴者の気分を味わえるのよね。
コンジアムの場合は、映画的展開があって、主人公のそばで見ている感覚というか、そういう記録映像を垣間見ている、という感じがあった。
で、呪詛もそういう流れがあるんよ。
後ね、
今から、超ホラー的展開になるからね!!=一人称視点に切り替わる
ので、結構安心して見れるんじゃなかろうか。
ただ、呪詛がちょっと微妙だなと感じる部分は、
つなぎ合わさっているように感じるところ
映画的展開をしないだけに、POV撮影、一人称視点、固定カメラ切り替えなどいくつかの撮影方法を試しているから、寄せ集めているような、つなぎ合わせているような、そういう感覚はある。
REC2の方が、物語としてはつながっていたからあっちの方が見やすいね。
まあ、どのみち、パラノーマルもブレアウィッチも、コンジアムも同系で私が苦手な撮影方法には違いないのよね。
好きな人は好き、苦手な人は苦手、まずそういうジャンルだとは言える。
まあ、結局どういう話かというと、リングはもちろん見てるよね??っていう話になるんですが。