二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2021
鑑賞リスト

映画:マンディンゴ。家畜のように。

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マンディンゴを見ました。

マンディンゴは映画評本をみてると大体出てくるので、いつか読まないとなぁと思っていた作品です。

 

南部の奴隷時代を描いた作品です。

レッドデッドリデンプションに出てきそうなお屋敷が、林の中にポツンと建っている。

壁はところどころハゲている。

そこをぞろぞろと黒人たちが歩いていく。

軽快なブルースの歌声とともに。

どうやら、奴隷売買の話をしているようだ。

どいつを買うか?という話をする。

ズボンを下ろせ、痔にはなってないな?と、買おうとしている白人男はケツの穴まで覗き込む。

去勢は必要か?と問うと、うちは馬とかは去勢してないんだ、と答える。

そう、つまり、黒人奴隷たちは馬とか牛、家畜と同じという意味だ。

オープニングから、胸くそ悪い売買の話から始まる本作。

 

なかなかの肝っ玉映画になっている。

この家の息子は足を幼少期のころに怪我してしまい、いつも引きずっている。

それが彼のコンプレックスだ。

そんな彼は、黒人には優しく接している。

ほかの主人のように無意味にムチで打つことはないし、痛めつけられている黒人を見ると嫌な気分になる。

そんな息子への印象は奴隷たちは悪くない。

 

だが、飽くまでも、奴隷の身分を忘れるな!

と黒人たちを叱る。

処女を抱くのは主人の義務だ、と片っ端から夜の相手にする。

それが当たり前の世の中だったからだ。

この映画には色々な黒人たちが出てくる。

家で執事を任されている男は、白人たちが憎くて仕方がないが、彼らの前ではヘラヘラと笑っておべっかを使う。

自分のことをニガーと呼ぶ。

ある黒人は、読み書きもできるが、それを禁じている白人たちに怒りを覚える。

なぜオレたちに宗教や勉学を禁止していると思う?やつらはわかっているんだよ。俺たちが人間だということを。

マンディンゴとは、アフリカのマンディンガという種族から名前が来ているらしい。

この映画では、マンディンゴを手に入れたのか!やったな!証明書はちゃんとあるのか!

という会話が成されるシーンがある。

要するに血統書つきだ。

そうして、マンディンゴと呼ばれる彼らたちは、純血としてほかのマンディンゴに種付される。

近親相姦かどうか、それは関係ない。

奇形であれば殺してしまえばいい。

父はそう言うのだ。父との考えの相容れない息子は不満を持っていた。

そんな白人の割には優しい息子を黒人たちは尊敬する眼差しで見ることもあった。

 

 

だが、ラストに突きつけられる現実で、ある寡黙な黒人の青年がいう一言は辛いものだ。

その現実は今も続いている。

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映画:マウス・オブ・マッドネス。安定スティーブン・キングと思ったらジョン・カーペンター。

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マウス・オブ・マッドネスを見ました。

この映画ね、私最初。

スティーブン・キング原作のホラー映画だと思ってみてたのw

後から、あぁキングじゃないのね、って気づいたんだけど。

 

まぁ、発刊間近のホラー小説があるんだけど、作家が消息不明になったんだよね。

しょうがないから、ってことで探しに生かされることになるんだけど。

作家ホラーって聞くとどうしてもキングに連想してしまうんだよねwあと、子供使ってくると尚。

 

この映画、実は最初の方で色々伏線がはられている。

いきなり襲ってくる男の武器とか、精神病院に調査しに訪れた男の会話とか。

 

探しにいった男は最初は全然作家のことも信じてないし、小説も馬鹿らしいと思っている。

でも、ある街についてから、どんどん様子が変わっていく異変は感じていた。

目で見たものしか信じないような男だから、そんなわけはない、ってずっと思ってるのね。

 

でも、どう考えても、小説の中のことが現実に起こっていく。

何かがおかしい。

 

と、どんどん男は追い詰められていく。

この追い詰められていくさまが結構楽しくてね、ラストのオチまでもが滑稽に見えてくる。

ポップコーンは欠かさないわけだ。

ちなみに、アメリカでは本は読まないけど、映画は結構見るんだよ。

日本も同じ道を辿っているけどね。

 

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