ラン・ラビット・ランを見ました。
Netflixですね。
ホラー映画です。
主人公はサラ・スヌーク演じるサラ。演じる役と、演者の名前が一致しているが・・w
で、娘がミア。
離婚した旦那がいてね。
旦那が新しい嫁さんと一緒に、家に遊びに来たりするんですよ。
どういう理由で離婚したんだろなあ、とかちょっと気になったりもしますが。
まあ、つまりシングル・マザーなんですね。
ある日、ウサギが家に迷い込んできて、娘のミアがめっちゃ可愛がっちゃうのね。
なんなら家で飼おうとしてる。
で、その夜、お母さんが追い出そうとするんだけど、噛まれて追い出しに失敗。
そこを娘に見られていて、翌日から娘が、ウサギのお面をつけてくるんですよ。
その日から、お母さんとミアの間はぎくしゃくし始めるーっていう感じの不協和音映画になっています。
で、徐々にお母さんの過去の話へとクローズアップしていくわけなんですね。
うーん。
まずこの映画なんですが。
主人公を演じるサラ・スヌークね。
だいぶお母ちゃん感の役作りだしてきてるんですよね!
びっくりしましたよ。
やだってさ、サラ・スヌークといえば、もっと細身の印象だったんですよ。
だもんで、あれ~~~?!ってびっくり。
ただ、ちょうどこのころ、コメディアンと結婚して妊娠みたいな話があったから、それもあったのかもしれないけど。
ふくよかさ具合が、アメリカのママンぽくて、がっちりしてるなあ、と。
第一印象のお母さん感はすごいね。
あと、ババドック的なものを狙っているのか、幼少期の反抗期たる子供に対するホラー要素なんかもありそうなのかな。
ただね。
物語が進むにつれて、お母さんの過去に焦点を当てているんだが、背景にあるものはいたくシンプルなんだけど、すごくわかりづらくとっていてね、すっきりしないんだね。
もたもたしている。
物語や展開などはちょっともたついているし、意外性がないのでホラー要素はあまりないのだが、この映画の唯一の良い点は何といっても
サラ・スヌークなのである
どう考えてもこのお母さんやべぇだろ感のオンパレードでね。
お母さんのイライラが伝染してくるんですよ。
どう考えても、ハサミをだな、そんな風にもって、バタついてる状態で、ハサミ、それ、あかんやろ、慌ててても、ダメでしょアンタって。
もうさ、お母さん自分を守ることに必死で、いやいやいや!駄々こねが凄いんだよ。
ミアとお母さんどっちが子供なんだい、と言わんばかりなんだよ。
お母さんへのイラつき具合がすごい!
ただ、このお母さんの態度、育児ストレスによる表現だと思えばまあ、納得しなくはないんだが・・。
ホラーかなこの映画?といわれると、物語のオチや真相具合などに意外性はなく、唯一の意外性といえば、ラストシーンで、ベッドに横たわるさらりと映る、うつむいた尻が気になって仕方がなかったよ。
あれって、まって、どういう状態、説明あったっけ?とな。
ということで、うーん・・という感じかな。
サラ・スヌークをおしときます。