ザ・キラーを見ました。
Netflixオリジナルですね。
デビット・フィンチャー監督最新作です。
久々のマイケル・ファスベンダー主演。
今回は、にこりともしない暗殺者の役です。
そうか、じゃあハードボイルドなのかって?
なにかのギフトでもあるんじゃないかって?
違います
念仏のようにひたすら己に、
「集中しろ」
「計画通りにやれ」
「感情移入はするな」
「落ち着け」
とぼそぼそいってるマイケル・ファスベンダーが見れるんです。
よくわからないですよね。
ファスベンダーは主人公なんですけどね。
ある暗殺を依頼されて、暗殺する予定だったんだけど、失敗するのね。
でもそしたら、逆に寝首をかかれそうになって
「そうかいそうかい、じゃあ俺は赦さないよ」
という感じで、ジョン・ウィックかな??というストーリー展開になっていくわけなんですが、絵面は全然派手じゃなくて、淡々としてるんですね。
この映画なにが、興味深いっていうとね。
ファスベンダーが意識高い系暗殺者なのにドジっ子なのよ。
おいおい、お前言ってることとやってること違うじゃねーかよ!w
っていう、お茶目さと、人間味あふれる暗殺者キャラで面白いんですね。
ただ、笑わないし、カッコつけた顔してるんですよ。
でも、どう考えても行動がドジっ子なんですよ!
冒頭で、なぞのヨガマット引いてすげー体操とかしてたじゃんな、君な?!とか。
ハンバーガー、そこを食うのか、そこを?!とか。
なんか、行動にいちいちケチをつけたくなるというか、彼の意識高い系変な行動が気になってしょうがないんですね。
そして、自分自身のマインドコントロールというか、なんというか。
こやつ、絶対、自己啓発本とか読んでそうやんな?! っていう。
静かなるコメディアクション映画だと思いますねw
意外にもw