ある用務員を見ました。
アマプラです。
アクション映画ですね。
見てて、後半で気づいたんですけど、これ
ベイビーわるきゅーれの元ネタですね。
ベイビーわるきゅーれは、女子高生の殺し屋の話なんですがね。
その二人が、ある用務員にも出てきます。
厳密にいうと、役名が違うみたいなので、元ネタと言っていいと思います。
で、ある用務員。
主人公は、そう用務員ね。
実は殺し屋なのよ、あるやくざ・・?というか、裏の経済界を掌握する真島グループのおっさんのために働く、っていうそういう役回り。
小さいころに、やくざだった父親が何者かに撃たれてなくなり、親父のことをよく知っていたという、そのおっさんに育てられたわけね。
なんで用務員かっていうと、その真島の娘が高校に通っていて、ある種その娘のボディーガードみたいな役回りだから。
で、そうこうするうちにやくざの抗争が!!みたいな話になっていくわけねえ。
この映画ってなんていうか、最近はやりのジョンウィックみたいに、
沢山の暗殺者出てきて、戦わせる
みたいな感じの映画になっていますね。
ガンズアキンボとか、ブレット・トレインとかも暗殺者たくさん出てくる話でしたねえ。
ブレットトレイン、結構楽しかったよ。
で、暗殺者がたくさん出てくるときって、ジョン・ウィックみたいにカッコいいけど、渋くて、たまにおっちょこちょいのキアヌ・リーヴスが軽やかに老体を転がしてるところが楽しいんだけどさ。
そうならない場合は、ブレット・トレインみたいに、コミカルで残虐で暴力的なのに笑えるデッドプールみたいになると楽しいよね。
でも、ある用務員は違うんだね。
最初から、少しコミカル要素を取り入れていたりして、コメディすぎる部分も出てきたかと思うと、やくざの世界に引っ張られたりもするわけね。
戦闘しながらも、コミカルな部分が顔を出すんだけど、そこを
西部劇っぽい時代劇みたいにしたい思惑が垣間見えてしまって
なんだか少しバランスが悪いのね。なんだろ。
湿っぽい。
アクションとか別に楽しくないわけじゃないんだけど、コミカルすぎるシーンとかあって、笑っていいんだか、最後のオチの感じとかは、かっこぇえって思えばいいのか、雰囲気が少しちぐはぐでね、どうしていいか迷っちゃう。
ちょっと、バランス見が悪い感じがするかな。
あと役者さんが演技ちょっと下手な部分もあるんだけど、アクション優先ってことなのかなーと思ったので、まあ良いか、って。
で、そこらへんの、なんだかなあ、を改良してうまいとこどりしたのが、ベイビーわるきゅーれなんだと思うよ。
ぽっぷで、明るくコミカルに。
ある種ブレット・トレインを日本味出してみたのが、ベイビーわるきゅーれってことかなと。
ちなみに、ある用務員みてから、ベイビーわるきゅーれを見ました。
ベイビーわるきゅーれ自体の存在は知ってたから、あ。って思った感じかな。
ともあれ、先が楽しみな監督さんですねー。