二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
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映画:ある用務員。ベイビーわるきゅーれの前世。

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ある用務員を見ました。

アマプラです。

アクション映画ですね。

 

見てて、後半で気づいたんですけど、これ

ベイビーわるきゅーれの元ネタですね。

ベイビーわるきゅーれは、女子高生の殺し屋の話なんですがね。

その二人が、ある用務員にも出てきます。

厳密にいうと、役名が違うみたいなので、元ネタと言っていいと思います。

 

で、ある用務員。

主人公は、そう用務員ね。

実は殺し屋なのよ、あるやくざ・・?というか、裏の経済界を掌握する真島グループのおっさんのために働く、っていうそういう役回り。

小さいころに、やくざだった父親が何者かに撃たれてなくなり、親父のことをよく知っていたという、そのおっさんに育てられたわけね。

 

なんで用務員かっていうと、その真島の娘が高校に通っていて、ある種その娘のボディーガードみたいな役回りだから。

 

で、そうこうするうちにやくざの抗争が!!みたいな話になっていくわけねえ。

 

この映画ってなんていうか、最近はやりのジョンウィックみたいに、

沢山の暗殺者出てきて、戦わせる

みたいな感じの映画になっていますね。

ガンズアキンボとか、ブレット・トレインとかも暗殺者たくさん出てくる話でしたねえ。

ブレットトレイン、結構楽しかったよ。

 

javok.hatenablog.com

 

 

javok.hatenablog.com

 

で、暗殺者がたくさん出てくるときって、ジョン・ウィックみたいにカッコいいけど、渋くて、たまにおっちょこちょいのキアヌ・リーヴスが軽やかに老体を転がしてるところが楽しいんだけどさ。

そうならない場合は、ブレット・トレインみたいに、コミカルで残虐で暴力的なのに笑えるデッドプールみたいになると楽しいよね。

 

でも、ある用務員は違うんだね。

最初から、少しコミカル要素を取り入れていたりして、コメディすぎる部分も出てきたかと思うと、やくざの世界に引っ張られたりもするわけね。

戦闘しながらも、コミカルな部分が顔を出すんだけど、そこを

西部劇っぽい時代劇みたいにしたい思惑が垣間見えてしまって

なんだか少しバランスが悪いのね。なんだろ。

湿っぽい。

アクションとか別に楽しくないわけじゃないんだけど、コミカルすぎるシーンとかあって、笑っていいんだか、最後のオチの感じとかは、かっこぇえって思えばいいのか、雰囲気が少しちぐはぐでね、どうしていいか迷っちゃう。

ちょっと、バランス見が悪い感じがするかな。

あと役者さんが演技ちょっと下手な部分もあるんだけど、アクション優先ってことなのかなーと思ったので、まあ良いか、って。

 

で、そこらへんの、なんだかなあ、を改良してうまいとこどりしたのが、ベイビーわるきゅーれなんだと思うよ。

ぽっぷで、明るくコミカルに。

ある種ブレット・トレインを日本味出してみたのが、ベイビーわるきゅーれってことかなと。

 

ちなみに、ある用務員みてから、ベイビーわるきゅーれを見ました。

ベイビーわるきゅーれ自体の存在は知ってたから、あ。って思った感じかな。

 

ともあれ、先が楽しみな監督さんですねー。

https://www.youmuin-movie.com/img/pickupcinema-1.png

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