真夜中のミサを見ました。
原題は、midnight massです。真夜中の集団って感じですね。
massといわれると、mass effectの方にどうも持っていかれちゃうんですが。
真夜中のミサっていう題名は結構いいと思います。
このドラマの真夜中に起きることは色々な意味があるからね。
マイク・フラナガンって人は、有名なのだとシャイニングの続編ドクタースリープなんかを撮っている人ですね。
彼ね、感動系ホラー映画がうまいんですよ。
個人的にお勧めは、ホーンティング・オブ・ヒル・ハウス
これは本当に素晴らしいから一度見てほしいやつ。
で話を戻すよ。
真夜中のミサね。
ある田舎の島で起きる出来事なんだよね。
平和でのんびりしててなんもない。
ファーゴみたいに田舎で警察もやることないし平和なもんだ。
飲んだくれがいるぐらい。
そこに教会があって司祭がやってくるんだけどね。
ちょっとずつおかしくなっていくのよ。
このドラマは最初ちょっと暇なんだよね。
のんびりしてて、思わせぶりな影がちょいちょいちらついてね。
なんだろう、あれ?って感じだね。
ミッドサマーみたいにキュインっ!っていう効果音もたびたび聞こえてね。
でもね、やっぱりちょっとずつおかしくなっていくの
そうこうして、ネタ晴らしが途中であって、そこを起点としてからの展開がいいのね。
とくに5話と最終話は良かったですね。
このドラマに出てくる登場人物たちはね
みんながみんな信じるものとか、信仰とか、思いとか過去いろんなものがあるんですよ。
それを信じて突き進んだ結果起きてしまっているんだよね。
そこが切なくもあり、やるせなくもあるんだけどね。
車椅子の少女がね、出てくるんだけどね。
少女はある事故がきっかけで歩けなくなってしまうわけなんだけどね。
足が全然動かないんだよね。
その少女が発する言葉がとてもいいんだよね。
生きていると実感したから、あの言葉がでるんですよ。
どうして、そうなったの、と思わずにはいかない展開ではあったけど、それとともに生と死を感じるラストに仕上がっていました。
マイク・フラナガン!!いつもやってくれるな!!!
ところで、マイク・フラナガンだから相変わらず、ウェーブ黒髪美女が出てましたね。
ホーンティング、サイレンス、ジェラルドのゲームにも出てるのかこの人。
出ないときはないな!ってぐらいなんだけどw
と彼女がでると昔の作品を思い出しちゃうのでした。
しっとりとした良いドラマでした。