シック・オブ・マイセルフを見ました。
ホラーコメディかな。
U-NEXTです。
ノルウェーの映画監督さんの作品ですね。
ノルウェーというか、北欧のほうのスリラーとか、ホラー映画って、静かなる恐ろしさや、おかしさがあって、独特でとっても好きな映画が多いですね。
シック・オブ・マイセルフは、じゃあどういう話かっていうと。
まあ、主人公のね、女の子。
シグネっていう子ね。
恋人と暮らしてるんだけどね。
アーティス風情の盗人なんですよ。
一緒に椅子盗み働いたりして、そのまま展示するの。
恋人が、展示会開いても、全然面白くないのよ。
わたしを見て、って。
展示会いっても、恋人がずっと話しててかまってくれない。
面白くない。
でもあるとき、食事会。
アレルギーある方はいますか?って。
面白くないものだから、アレルギーがあるふりするんですよ。
悪いやつだね。
すると、みんなが自分を心配してくれるんだわ。
恋人はいぶかしんでる。
それに味をしめた、主人公、なんということか。
ロシアで販売されていた皮膚がどろどろになってしまう薬を、注目を集めるために飲み始めちゃうのね。
どんどんどん。
周りに心配されるたびに嬉しくなる。
一種の麻薬のような病のような。
最初は、くすっと笑えるようなホラーなのだが、この主人公の「わたしを見て」が凄すぎて、げろげろ気持ち悪くなってくる。
お前さん、そんなに何に飢えてるの、って。
しかし、ただ単にホラーでは終わらない。
転んでも転んでも復活して起き上がってくる主人公に、引くほど、圧倒される、そんな映画。
興味ある方はぜひ。
ちなみに、私は一番おげぇええといいつつ笑ったのは、主人公と恋人とのセックスシーンかな。
だって、主人公さ。
自分とセックスしてるんですよ。