ワーニング その映画を観るなを見ました。
Netflixですね。
ホラー映画です。
英題は、warning do not play.
主人公は映画監督の女性。
映画の台本何を書けばよいか全然浮かばない。
早く出せ!とせっつかれている。
ホラー映画を見まくったり、知り合いにいいネタはないかと聞きまくったり。
そうこうするうちに、とある大学で上映された短編映画で上映されるや否や、人々が逃げ惑い、死人がでたんだ、という話を聞きつける。
その映画を是非とも見ようと思って主人公は映画を探し始めるがー・・という話。
この映画ね、割と面白いです。
ただ、人によっては暇かもしれない。
説明不足だし、肝心のソレがよく見えないし、理由が不明だしね。
まあ、理由は不明でいいと思うんよ。ホラーはね。
よくわからないものっていうのは怖いしね。
ん-、まずですね、この映画。
よくある、動画みちゃった、私感染しちゃう、どうしよう?!
っていう系じゃないんですよ。
あるあるの展開で、映画そのものについて色々調べていく、そのミステリー感はありますね。ただ、そのミステリー感が突如ホラー展開へと変わっていきます。
まあ、肝心の、が姿として全身が出てこないのはちょっと残念ではあったけど。
それで、
主人公は過去に自殺を図ろうとしていたことがあって、左腕には常にリストバンドをしています。
この要素は結構重要な部分だったりします。
そう、常に、はめていた、リストバンド。
そして、彼女は眼鏡をかけないと文字が読めない。そのぐらい目は悪いんですね。
そう、眼鏡も、かけていた。
ということから、
後半からの結末の展開を考えると面白くなってくるわけなんですが、敢えて少しぼかしています。
もう一つ面白かったのは効果音かな。
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ・・みたいなボイスパーカッションのようなホラーの効果音。
この類の効果音は初めて聞いたので、興味深かった。
怖いととるか、怖くないと取るか。
そしてね、この映画は多重構造になっているわけね。
映画を探し求める主人公は、その映画を題材に映画を撮る。
そして、その題材のこのワーニングを見ている私たちがいる、という構図。
いろんな要素が入っていて、チャレンジしてるなーという感じがします。
R+13だけど、一応グロ描写あるので注意ですね。
映画を作っているのか、作らされているのか。
ま、私がこの映画を観ていて、ホラー映画なのに心に響いたのは、
虐められていた監督が、リストカットして病院に運ばれて病室で見ていたホラー映画を観て救われた、だから私は映画監督になろうと思った。
それを思い出すところなんですよ。
私がいじめられていたときに、よく見ていたのはマクロスプラスかな。
んでもって、VOICESをよく聴いてたよ。
何者になろうかなんて思ってはいなかったけど、ホラー映画というよりは、菅野よう子さんに救われたかな。いや、様というべきか!!
ホラー映画を観ている理由は、サイレントヒル2をプレイして、
ああ、そうか。ホラーって、人を感動させるんだ。
って思ったからなんだよね。
それを少し思い出したよ。