映画：スイート・マイホーム。不気味な雰囲気。

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スイート・マイホームを見ました。

ホラー映画かな。

アマプラです。

見に行こうと思ってたんだけど、タイミング逃した映画ですね。

原作は、神津凛子氏の本みたいですね。映画読んだ後にちょっと読みたいなと思いました。

監督は斎藤工。

工氏か！と思い、予告も気になったので、ね。

主人公は窪田正孝演じるけんちゃん。奥さんと小さい娘の3人暮らし。

家、そろそろほしいよね、という夫婦の話。

主人公は、ジムのトレーナー。奥さんは専業主婦かな。

雪の寒い土地で、というセリフがあるので北国であることがわかる。

そのうち、車のナンバープレートに、”松本”という記載があることから、長野なんだろうなあ　ということがわかってくる。

専業主婦で事務トレーナーで、子供養って・・田舎で？？っていうのがちょっと金銭的にどうなんだろうな　とはちらつくけど。

映画では、住宅展示場に家を見に行くのだが、「スマートホーム」という家を内見することになる。

どうやら、スマート家電的な家であり、監視カメラや、家の温度の全体管理などができる家になるとのこと。

雪国だけども、ストーブなどが一切不要で、完全なる断熱処理をしている、と言い、

展示場の店員などが良い雰囲気であることから購入を進める。

家が建つわけだが、しばらくすると変なことが起き始めてー。

という話なんですけどね。

この映画ね。

雰囲気と音楽の使い方バリバリ良いです。

いいよ！！工いいよ！！

と。

雰囲気がさ、もうさ、胃がさ、きりきりきりりーーってなるような空気が漂ってるのよ。

みんなの視線もいや～な雰囲気よ。

ああ、もう絶対なにかあるじゃん、っていうやつよ。

でさ、音楽ね。

ここぞって時に、バイオリンとかのぎゅるるん！！ってやつだよ。

不協和音がでるわけだよ、いやなよかんだよ～～って。

ただね、この映画ね。

展示場の店員がね。

奈緒なんですよ。

いやもう、これさ、絶対あなた何かするでしょ！！！ってなるわけです。

それをわかってても、面白い映画なんですね。

まずあれよ。

奥さんがさ、白子をね、ずろろろーってとりだすシーンとかあるんすよ。

単に魚さばいてるだけなんですけどね。

てか、そんな大きい魚、ようさばけるな、あんた、っていうシーンでもあるんだが。

そう、グロイんですよね～～～

この映画ね、全然グロイシーン出てこないんですよ。

全然ね。

だけど、魚がさばかれるシーン超ぐろいのね。

人間でのグロさを全然映像として表現しない代わりに、人間の気持ち悪さや、食べ物のきもちわるさみたいなのを出していてよいのね。

またね、

奥さんの育児ノイローゼもホラーテイストに出してきてる部分もいいね。

二人目の子供を産むことになるんだけど、もしかしたら奥さんは育児ノイローゼの部分もあるんじゃないか？いや、実際に何かみてるんじゃないか？っていう２パターンの恐ろしさってのがあっていいね。

主人公はね、全然家に帰らないんだよね。

なんでかっていうのは後で判明してくるんだけどね。

でも、後半でもあまり家にいないんよ。

気になるでしょ。結構勝手なやつだよね、家から逃げてる、そう思う。

奥さんからもね。

ただね、ちょっとうーんと首をかしげるとこ自体はちょっとあってね。

まず刑事が気になっちゃうのね。

彼は、説明台詞キーマンとして出てくるから、やけにセリフが説明調なのね。

で、抑揚とかあまりなくて、説明感MAX。これはある意味冷たい演出であればいいかもしれないけど、説明っぽくて気になるな～ってシーンでもあるね。

あとは、後半にかけての窪田正孝かな。

苦し気にうめくシーンとかが、なんかもうちょい　という気もする。

ただ、ラストシーンでの長尺は結構よいね。

普通のホラーだったらスパッと終わっちゃう。

スパッと終わらずに、あれ、これ現実か？現実だ・・・・って主人公が自覚するところが良いね。

あとは、後半から瞳の中のイットフォローズみたいになってるところかな。

結構楽しめました。

斎藤工氏にはまた映画とってほしいな～。洋画テイスト結構ある人だね。

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