ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナーを見ました。
前作、ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスの次の作品ですね。
監督は同じく、マイク・フラナガンです。
このドラマですね、面白いことに、
前作のザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのキャストを少し引き継いでいます。
前作での主要人物だった、お父さんとか末の双子とかがまた出てくるんですよ。
お陰でこっちは、アナザーストーリーというか、別の世界線を感じてしまうよ。
お金の問題があるのか、狙ってやっているのかはちょっとわからないけど、全然違う役で違う話なのに、同じ顔でこう違う印象になるんだな、ってのが面白いです。
ちなみに、勿論館も別の場所だよ。
今回は、イギリス。
イギリスが舞台だから、英語を聞いていると、
I CANT とかの発音が、アイカント!なんだよね。聞いてるの結構楽しい。
ちなみに、このドラマは全部で9話なんだけど。
前作のオブヒルハウスと違うのは、最初の一話からドカッと攻めてこない。
じわじわ来る。静かに。
ナレーションが入っているから、昔話とかおとぎ話とか、そういう風に感じる部分もある。
ドラマの折り返し、あるひとネタの種明かしをしたときから折り返し初めて、
そこからいろんな記憶や、伏線を回収し始めるんですよね。
おかげで、このドラマシリーズ、冒頭1話の最初からまた見たくなるんだよね。
オブヒルハウスよりもなお、時系列整理が必要になるんじゃないかな。
1話の冒頭から見始めたら、あの人の服装の日はとか、あの人がそうしない理由はとか、いろんなことを考え始めて楽しくなると思う。
個人的には、キャストの顔みただけでヒルハウスの伏線回収されてるとか思っちゃうんだけどw
また、物語としてももちろん、ホーンティングらしく、ホラードラマになっている。
ヒルハウスの方が、私は好きだけど、ブライマナーはブライマナーで、丁寧に切なく説明してくれる。こちらのほうが、ゴシック感があるかもしれない。
幽霊については結構丁寧に説明してくれる。
ラストカットがとてもいいんだよね、このドラマ。
ホーンティングシリーズを見てたり、フラナガンのシリーズ見てるとやっぱ思うけど、間とかシーンの情景って凄い大事なんだよね、早送りはしたくない。
フラナガンのまだ攻めてない映画みないとな。
是非、最後まで見ていただきたいドラマの一つだ。