アッシャー家の崩壊を見ました。
Netflixですね。
マイク・フラナガンの海外ドラマシリーズです。
アッシャー家の崩壊は、もともとはエドガー・アラン・ポーに同名小説があります。
登場人物などは少し被っていますが、このドラマのうちのごく一部だけがモチーフになっており、ほとんどは別の話になっているようですね。
主人公はロデリック・アッシャー。一代で富を築いた男です。
もう70ぐらいなのかな、という年ごろ。
遺産はだれが継ぐのやら、という話になっていましてね。
いろんなところで子供を作るから私生児から何からたくさん出てくるんですよ。
しかも、お互い仲が悪い。
そこへきて、会社が訴訟されている。
誰かが警察に垂れ込んだ。そいつを突き止めたら、わが子供たちよ、お金をあげよう。っていってね。
犯人捜しをさせようとするんですね、なんていうやつなのかね。
しかしその渦中で、あれよあれよと子供たちが死んでいくことになるんですよ。
とても奇妙な死に方で。
このドラマ、マイク・フラナガンによく出てくる奥さん、出てきますね。
テイストとしては、ホーンティング・オブ・ヒルハウスと少し似てますね。
ホーンティング・オブ・ヒルハウスは超面白いんですけどね。
まあ、兄弟たちが出てくるんですけど、次々犠牲になっていく話なんですよ。
演出が結構面白くてね。
アッシャー家の崩壊も、どんどん人が死んでいくんですけど、演出はぼちぼち。でも、見ているとやっぱり気になっちゃって目が離せない。
子供たちが多いから、オムニバスのような短編集を続けてみているような感覚になるかな。
子供たちそれぞれに焦点をあてていくんだけど、ちょっとずつみんな違うからね。
そうして最終的にどうなるのって。
世にも奇妙な物語とかと、見てる間隔は近いかな。
フラナガンによくあるドラマ系ホラーという感じではないですね。
連続ドラマとしては続きも気になるので、最後までみちゃう面白さがありますね。