ウィジャ・ビギニング~呪い襲い殺す~を見ました。
U-NEXTです。
ホラー映画ですね。
こっくりさんのアメリカ版のネタのお話。
こっくりさんこっくりさん・・教えてください・・っていうあれですね。
ウィジャボードっていって、その上に丸くくりぬいた木を置いて、みんなで手を乗せる。降霊術をすると、YESとかNOとかに勝手に木が動くっていうものです。
この映画、実は続編なんだけどね。
続編の方が面白いですね。
ある意味、
マイク・フラナガン風にアレンジされています。
マイク・フラナガンがやると、別物になるというか、気分はホーンティング・オブ・ヒルハウスになっちゃうわけですよ。家族の話になっています。楽しいですね。
で、ウィジャ・ビギニング。
シングルマザーのお母さん、娘二人と暮らしてる。
詐欺まがいの降霊術を行って、日銭を稼ぐのね。でも、お金が足りなくてついに、家を手放さないといけない・・と・・。
旦那はもう他界していて、困ってる、そんな状況。
そんなときに、下の娘から、ウィジャボードの話を教えてもらうの。
降霊術のネタに尽きてた母親はそれを使っていろいろ演出を試すんだけど、ウィジャボードの注意書きに反してしまいーという話。
この映画の何が面白いって、いやもう説明難しいんですけどさ。
マイク・フラナガンといえば、感動系ドラマ系泣く系ホラー映画の達人なんですよ。
つまり、そういうジャンルのホラー映画になっているというわけです。
しかし、マイク・フラナガンがそれだけで終わらないのはちゃんとホラーになっているから。
ウィジャボードで遊んだことによって、何か悪いものが取りつかれる状況になっていっちゃうんだけどね、この小さい小悪魔が怖いの怖いの。
あらゆるところを駆けずり回るんだけど、とりつかれるシーンの徐々に倒れていくシーンは興味深いし、階段のシーンも合わさって気分はエクソシスト。
ここらへんから展開はどんどん早くなっていくんだけど、お涙頂戴に展開していくかと思いきや、恐怖の展開に進んでいくのね。
さあ、最後はどうなるの?って思っていると。
最後まで、お前・・そんなところを?!
みたいなシーンが出てくるのにうきゃきゃ!!wって笑っちゃったよね。
まあ、あれはどっちに倒すべきかは簗見どころだろうけど、前作のウィジャがある前提だから、最後はああ倒さざるを得なかった。
で、前作のウィジャ・ビギニングに繋がっていくそういう話。
ただし、前作のウィジャと設定がちょっと変わっているね。前作のウィジャでは、本作の話がちょっと違う話として物語になっていたから。
ちなみに、この映画、エンドロールの後もちょっと話が続くから見ないとだめよ。ウィジャシリーズはなんだかんだ、リン・シェイが出てインシディアスやんけ!!という気分になった。