ロスト・フライト見ました。
TOHOシネマズですね。
アクション映画です。
飛行機が嵐で、不時着。
そこはフィリピンの南のほうに浮かぶ島。
実は・・・反政府軍組織の縄張りだった!!!
っていう、もう、そのドストライク、そのままの映画なんですよ。
この映画ね、もうね、いいんですよ
なにがいいかって。
あのね。
そうなの。
こういうのでいいの!!こういうのを見たかったの!!
何言いたいかわからんよね、そうだね。
わかりやすいシナリオ、そして、テンポよくとんとん進む。
乗客16名、+移送中の犯罪者。
まずさ、人数極力絞ってるでしょ。
飛行機っていったら、通常もっと載せたりするでしょうよ。
スネークフライトはたくさん乗ってたよね!!覚えてるかい!
飛行機パニックものといえば、そこそこ乗客乗ってるんだけど、この映画ね。
必要最小限の要素に絞っているから、乗客少ないんですよ!!
しかもだよ。
ラストにかけての飛行機~のシーンだよ。
そうよ。短くていいの。距離はね。
短くていいの!!!
ダイジェストだけ見せてくるのね、すごいいよね。
だからあれだよ、フィリピンって回りに島多いでしょ。
だから、短くていいのよ!!
なるほど、だから舞台はそこなんですか?!一石二鳥ですね?!
と、思うだけじゃない。
主役はさ、ジェラルド・バトラーと、移送中の犯人だよ。
渋いのよ。移送中の犯人がさ。
バトラーはさ、熱血なのね。
二人とも、汗だくだよ。
もう50ぐらいのおっさんと、犯人汗だくランデブーだよ。
良いよ!!それだよ!それが見たかったんだよ!
汗だくのそのツーショット!
うなるよね。
でもうさ、ドラマもしっかりしてるわけよ。
ドラマっていうか、ルートがしっかりしてるんだよな。
前半にかけての飛行機がいかに危ないかっての、すげー見せてくるの。
お客様!!席は立たないでください!!
っていうあれだよ。
普通さ、飛行中にドアが、バン!!!って、外に飛んでいく映像とかはよく見るじゃん。
違うんだよ。
この映画は、派手じゃないの、全然。
でも、あ。危険やんけ。ってなるの。
そこがいいんだよ!
しかもさ、今までいやなキャラだった乗客さ。
ラスト当たりのカットよーく見てみて。
ざまあな展開になったりもするんだけど、それでいて、最後のほうで拍手してるんだよ。
お前・・・・!認めざるを得ないわけだな・・・!という、やつの感服がみてとれるのだよ。
いいよね!!さりげないこのワンカットだよ!
もう、ほとんど褒めつくしてるわけだが、最後にこれだけ言わせてくれ。
ラストに機長が一息つくんだよ。
一息やっとついたの。
もう涙出るよね。
しかも、その後のカメラのカット。前方から後方にかけてのショットよ。
最高だよ、その道だよ。
いやー楽しかったです。お勧めです。