ダメージを見ました。
ちょっと古いですね、2002年ごろの作品かな。
ちょっと若かりし頃のグレン・クローズが主演の弁護士ドラマです。
U-NEXTですね。
主人公というか、視点としては、グレン・クローズ側からではなく、若い弁護士、エレンという女性の視点で物語が展開します。
ある日、エレンはNYの街中を下着とトレンチコートで血まみれで、朝方、逃げているところを警察に保護されるんですね。
どうやら、殺人の容疑をかけられる。
殺されたのは、元婚約者ということが判明する。
いったい何があったのか?というのを半年前に遡ってドラマが展開するというサスペンスになっています。
弁護士のネタが出てくるから、法廷ものかと思いきや、
実はこのドラマ全然法廷ものじゃないんですね。
法廷ものとしては、グッドワイフや未成年裁判のほうが見ていて面白いですね。
ダメージは、弁護士ものでありながら、全然法廷でのやり取りもなく、駆け引きもないんです。
どっちかっていうと刑事ドラマに近くて、証人をなんとかして手に入れなくては!!みたいなことをずっとやっているんですね。
ちょっと弁護士ものとしては面白みに欠けます。
ともすれば、このドラマでの魅力は何か?
グレン・クローズのいやらしさです。
グレン・クローズがとてつもなく高圧的で、高慢なプラダを着た悪魔のようなTARのような弁護士上司として、エレンとバディを組んでいるようでいて、憎みあっているようなこの絶妙な関係性が魅力のドラマになっています。
実はこの関係性はシーズン2へと続いていくわけなのですが、もう少し法廷要素を増やしてほしいかな、という感じはありますね。次はさて、どうなるのかな。