迷家を見ました。
TVアニメシリーズですね。
水島努x岡島麿里のミステリージャンルのアニメです。
これを見たきっかけなんですが、羊文学というアーティストにマヨイガという歌がありまして。
これ、とあるバーにふらっと一人で行ったらかかってて、結構好きだったので調べて歌が判明したんですけど。
マヨイガっていうアニメのエンディングだっていうので、じゃあアニメ見るかと。
ただ、エンディングテーマ曲で、全然違う曲がかかっててだね。
変だなと思ってだな。
岬のマヨイガっていうアニメ映画のほうだった
何してんの私?!マヨイガ違いすぎるだろ!?
って、いう失態をしてしまったわけですが。
肝心の迷家のほうですね。
全然関連はないんですけどね。
なんかね、ミステリーツアーに参加したご一行の話なんですね。
少年少女大人いろいろが、人生やり直したいバスツアーに参加するわけ。
向かっているのはななき村。
そこにいくと、いやなこと全部忘れて、っていう話なんだけど。
少し不穏で、廃村かと思ったら、作物は育ったまま放られているし、家はホコリはあるけど、ちょっと前まで人が住んでいたような、そんな感じ。
そこで、一行のうち一人消えちゃう、という話なんですね、ある夜に。
なるほど、綾辻行人的なクローズドサークルだと思ってよいですね!?と思っていると。
なんていうかね、あーなんていうか。
なんかいろいろ気になるところがあるんだね。
まず、人がバサバサ死ぬようなアニメではないんですね、だからホラーというわけでもないわけです。
単に、不安に駆られて恐怖に駆られて、人のせいにして、いがみあって、そういう感じのアニメなんだけど、
とにかくうるさいわけです。
みんなギャーギャー騒いでいて、主導権を取ろうと必死なようで。
やたら登場人物が多い。のくせにバッタバッタと死んでいかないということは、声優出すためのアニメなのだろうか、と訝しんでみたり。
正直どちらかはわからない。
そして、もうキモイのが
主人公です。
冒頭でのバスのやり取りや、独り言がやたら多く説明台詞で、女性に対しての不謹慎発言のオンパレード。
僕は惚れっぽいのかな・・(独り言)
あれ、ドキドキしないや、やっぱり誰にでもそういうわけじゃないみたい(いわんでもいいことだが、怒らせるというシチュエーションのためにやっている)
なんかもうキモイのオンパレード。
登場人物たちも、このツアーに参加することになった過去、というやつを紹介し始めるシーンが出てくるわけなんですが、
いや、そうはならんやろ!!
というぐらい、背景や過去に説得力や、リアル感が希薄で、全然感情移入できないわけです。
いやはや、なんかもう、って感じで、唯一移入できるのは、
バスの運転手ぐらいか。
だらだらしたラノベを見させられている感じで消化不良でした。
人生やり直しにいくなら、ぼくらのぐらいの過去がないとだめでしょ。
せっかく掴みは悪くないので、そのままホラーに倒してほしかったかなあ。