ライダース・オブ・ジャスティスを見ました。
U-NEXTですね。
マッツ・ミケルセン主演です。
ていうかな。
マッツ様、坊主です!!!!
マッツ様?!お気を確かに?!
というな、いつもイケおじのマッツ様が、あのしなだれる前髪をばっさりカットして、軍人役を熱演です。
ていうか、熱演なのは不器用父親役なんですけどね。
映画のタイトル、ライダース・オブ・ジャスティスっていうのは、とあるバイクギャングの名前なんだけどね。
あらましとしては、電車事故に娘と母親が遭遇。不運にも母親は死んでしまうのね。訃報を受けた父親は帰国。
父親役がマッツ・ミケルセン。
父親はアフガンに派兵されてたんだけどね。
俺のいない間に、妻が死んでしまった。
娘とは折が合わないし、妻は亡くなってしまって。ビールを毎日たくさん飲んで。
そんな時に、その電車事故で、母娘に席を譲った男が訪ねてくる。
あの電車事故は事故ではないんです、計画された事故なんです。
その話を信じたマッツ・ミケルセンは、家を訪ねてきた男たちと共に、電車事故の計画をしたというやつらを突き止め、復讐しようとする。
っていう話なんだ。
この映画は、ブラックコメディアクションドラマというジャンルになるのかな。
社会からののけ者として、3人のオジサンが。
娘とうまくコミュニケーションができないマッツが。
そんな4人のオジサンが、あれは事故じゃない、あれは計画された事故なんだ、と思い込んでどんどん前へ進んでいってしまうのね。
マッツが、しぶおじのごとく、容赦ない銃さばきで、やってくる敵をがりがりとやっつける。
それにのっかるでこぼこトリオ。
ただね、どんどん交流していくと、みんな何か傷をかかえてることがわかってくる。
誰かかけがえのない人がいなくなってしまった悲しみや、自分の責任を何かほかのこと、憎しみに変えることで自分を保とうとする、そういう話が裏側にあってね。
あの時席を譲らなければ、あの時自転車が盗まれなければって。
どこか悲しい話なのに、ちょっとコミカルそんな映画かな。