悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズを見ました。
Netflixですね。
ホラー映画です。
悪魔のいけにえは、超有名なホラー映画で、
とある田舎で裏では人肉農家を営んでいた家族が、若者を襲うっていうストーリーです。
バイオハザード7でも食卓シーンが出たりと何かと思い入れがあります。
このシリーズは、メインシリーズ以外にリメイク、外伝みたいなのとかもう色々でてるんですわ。
そこらへんの話を端折りますが。
悪魔のいけにえというのは、アメリカ人の根本的に怖いと思うことが詰まっている映画です。
アメリカは、兎角車移動が多くて、ターミネーターみたいな荒野の一本道を旅するんですよ。
高速道路のICみたいなのじゃなくて、田舎の一本道にあるガソリンスタンドがオアシスみたいな感じ。
で、そこの末っ子だったかな、の四男が、レザーフェイスって呼ばれてるんよ。
顔に病気があって、それで人の皮をはいで被っている。
チェンソーもって、襲ってくるっていうあれですね。
1は悪者が明らかにレザーフェイスとして描かれるんだけど、2はそれが逆転するのね。
そこを踏まえておくと、この映画のなぜあいつは がわかっていいかも。
で、この映画でもメインとなる主人公たちは、ティーンエージャーです。
テキサスのある田舎町にビジネスを始めるために仲間とともにやってくる。
荒涼とした建物に住んでいた老人たちを追い出すことになるんだけど、そこにいたのが
そうですね!あいつです!レザーフェイスです!
ていう話になっています。
トウモロコシ畑で覚醒するんじゃなくて、しおれたヒマワリの中で覚醒するレザーフェイス。
ティーンエージャーたちは露知らず、出資者たちを集めてパーティ。
そこに忍び寄るレザーフェイス、という話です。
主人公は、ずっとイヤホンをしている女の子。学校で銃乱射事件があったことがトラウマで、銃が怖い。
姉は、強気な性格だということが、ガソリンスタンドでの態度でわかる。
車を運転しているのは黒人のダンテ。
ダンテの車は黒塗りで高そうな高級車。
でも、そのガソリンスタンドに居合わせる白人男性の車は、白人が好きそうなトラック型の車、という ことを醸し出してくるわけなんですが。
街に向かう途中で、保安官に止められるんですね。
ダンテが、
手を見えるところに。 というところにちょっとハっとする。
街に到着した後、古い旗がはためいていて、ダンテが気分を害するんだけど、アメリカの国旗と似ているようで似ていない。
調べたところ、白人至上主義や人種差別の象徴となっているらしい。
要するにこの旗。南北戦争の時に、南軍が掲げた旗。テキサス州は南部なので、まああってもおかしくはないんだが、掲げていることが、まああれね。
とそういうことを前面に押し出してくるのかな・・・?と思ったら実はそうじゃない。
そこで終わっていいんか?っていう気もしなくもないが。
この映画は、この前公開された、ハロウィン(2019)のテイストで責めてくる。
実は初代ハロウィンは見たことがないんだけど、ハロウィン(2019)は、初代のジェイミー・カーティスが出てくる。
マイケルをぶっ殺すのはこのあたしだよ!!!
と、タンクトップに、スレンダーなジーンズを履いて、腰にはナイフ、でも眼鏡。
最高だな!!
ちな、年老いたばあさんシリーズでかっこいいのは、ターミネーターもそう。
なわかけなんだが。
この悪魔のいけにえでも、初代の生き残りばあさんが出てきます。
でも、カッコイイ!という方向性は薄くて、どちらかというと過去を思い出してじみじみする、みたいな部分が強い。
このキャラクター性は、主人公の女の子が決意するキッカケを演出するためにそうなっているんだと思うんだけど、じめじめしているのがまあ。。うん、悪くないけど、うん、まあ。という感じにはなる。
要所要所グロさ満点、逃げ場所皆無!っていうのが良い部分ですね。
バスシーンは、ちょっと怪怪怪怪物!を思い出したよ。
と、華麗にサバイブするのかと思いきや、ホラー映画なんで、まあそこはっていう展開になります。
ちなみに、本当の主人公はレザーフェイスなんだよ、っていうのがエンドロールの後に明かされます。
まあ、悪くはないんだがw やっぱちょっとじめじめしてるんだよねw
っていう意味では、悪魔のいけにえ1,2あたりは見ておいたほうがいいんだろうね。