瀑布を見ました。
ネトフリオリジナルの台湾映画です。
コロナ禍映画ですね。
主人公は、ある母娘です。
二人で、そこそこスペースの広い家に住んでて、お母さんはキャリアウーマン感が凄いんよね。
娘はちょっと反抗期気味で、母親が車で学校に送り迎えしている最中にも、勉強大丈夫か聞かれて、不機嫌そうなんですわ。
そんな娘を学校に送ってから、母親は出勤するんですけどね。
会議中に娘から電話。
同級生がコロナ陽性になったから、迎えにきて、って。
娘は自分が感染しているかもしれないから、近づくなって母に言うんだけど、母は娘が気がかりなんだよね。
でもこの映画途中から、どうも様子がおかしくなるのよ。
もう気分はファーザーよ。
娘にとってはもう軽く、ホラー映画なのよ。
っていうか、もうミステリー映画よ。
どうやら、そのおかしいことを徐々に娘が気づき始めるのね。
そこらへんの下りはもうなんていうか、わたしゃ言葉が出ないよ。
見ていてつらたんなのよ。
題名の瀑布っていうのは、滝って意味があるんだけどね。
滝って上から下に落ちるじゃん。もう急降下だよ。
でもね、この映画さ、
娘の愛が凄いのよ
凄いのよ
ここについては、ネタバレしたくないので、見てほしいんだけどね。
良い映画だよ、最終的に泣くよね。
なんでシングルマザーなのかってさ。
親父がさ、もうさ、定型文なんだよ。忙しいわけないのよ、電話かけたくなかったのよ、それが感じられるのよ。
音の話がさ、秀逸だよね。
それにしてもさ、こんな状況でもさ、娘が凄いんだよ。
でもこの映画さ、クスって笑えたりする部分がちょこちょこあって、ハートフルなんだわ。
んでさ、最終的にさ。
色々あるんだけど。
娘は、謎にDon't Sweat itっていう英字のTシャツ着てるのね。
意味は、大丈夫、心配しないで。
なんだよ。滝なんだけどさ、上がっていく映画なんだよ。
ちなみに、この映画は金馬奨を取っていますね。良い映画でした。