ロストガールズを見ました。
ネトフリですね。
ネトフリオリジナルです。
クライム・・?ジャンルはなんていえばいいんだろな。
ある女の子が車に追われるシーンから始まります。
裏で流れるのはアメリカの民謡、beautiful dreamerです。
これの民謡の位置づけは気になるところですが。
劇中では、行方不明となる少女、シャナンが幼少の頃に歌う歌として引用されます。
原作はノンフィクションであるらしく、ロングアイランドの殺人鬼という未解決の事件がもとになっているそうです。
この映画の主人公は、行方不明になる少女、シャナンのお母さん。
お母さんはシングルマザーで一人で3人の子供を育てているのね。建設現場で働いていいて、レストランでも掛け持ちで仕事をしている。逞しく生きている。
だけど一方で娘たちは色々問題を抱えている。
長女のシャナンは家計を理解していて、困っている家にお金を不定期にいれる。
今日もシャナンは困っている母のためにお金を入れようか、と声をかけた。
でも、その前に母親は仕事がうまくいってないことを匂わせていた。
それが最後の電話だった。
シャナンはその日、行方不明になる。
娘と食事するはずだったが、実家には来ず、母は車でどこかへでかけていく。
不穏に感じ始めた母親は、警察に探すように連絡するが、全然取り合ってくれなかった。
そのうち、娘のシャナンが、craiglistで売春をしていることが発覚。
捜索をし始めるうちに、同じようにcraiglistで売春をしていた子たちが続々と遺体となって見つかり始めるーっていう話です。
まず最初に知っておかないといけないのはcraiglistですね。
Netlixに、ホットガールっていう映画があるんだけどね、そこでは売春に手を染める素人売春少女たちについて扱っているんだわ。
彼女たちは、craiglistとかで知り合って売春するんよ。
その映画では、プロよりも素人の10代の方が売れる、っていうそういう実態を描くドキュメンタリーだったんだけどね。
要するに、craiglistっていうのは全方位向けの2ch的な掲示板サイト。
出会い系もあって、売春の掲示板もあるわけ。
そこで、金を稼いで売春するっていう話なのね。
当時、警察官は、
craiglistの少女たちだろ?売春婦なんだからさ?しかたねーわ?
的な感じで、全然取り合わないわけね。
関係ねーや!!!
っていう。なんか、キムジヨンとか、新聞記者思い出しちゃう。
関係ないわ俺には関係ないわTVの中のことだわ
この映画は、解決はしないのね、未解決だからね。
映画では
警察が全然役に立たねーわ!!!!!マジ役にたたねぇええええ!!
っていうことと、
母親の執念について描いています。
丁寧だけど取り扱わない警察。そう、丁寧だけど蔑ろにする警察。
でも、母親も気づいてたと思うんだよね。
大学に通っている娘がさ、家に金いれてるの、どうやって稼いでたのかなって。
考えないようにしてたと思うんだよね。
でも、娘だからさ。
っていう、母の想いね。
そういう話なんだよね。
ところで、この映画の中では、容疑者になり得る医者についてのアリバイについてちゃんと言及してない(はしょってる)んだけどね。
映画の流れでいうと、あいつがめっちゃ怪しい!!!!!っていう感じで進んじゃうから、それはどうかな・・・・?とかちょっと思うけど。