対峙を見ました。
U-NEXTですね。
去年見逃していたので、ようやく見ました。
この映画
面白いです
まあ、まずさ、教会で何かの会合が開かれるんだよ、って話がある「らしい」のね。
でもなんか、すごい空気悪いのね。
雰囲気悪い。
黒人の女性が、貸してくれる場所下見するんですよ。
お菓子とかはいらないわ。
これはなに？
あの歌は歌ってる？
４つの椅子の位置を調整し始めたり。
教会のおねーさんは、ちょっとタジタジしながら。
でも、怒ってはない感じなのね。誰が会合するのか「知っている」から。
しばらくすると、男女が４人来るんですよ。
ぎこちないんですよ。
「何故」ぎこちないのか。それは後で明らかになっていくですね。
映画としては、「ドキュメンタリー」風に撮ってはいるんだけど、結構カットが多いのね、対話中に。
だから、「ドキュメンタリー」ではないな、ってのはわかるんですね。
凄い迫力があるんですよ。
ずっと、椅子に座ったまま、「対話」が続いていくんですよ。
目が離せないんですよ。
イメージとしては、ウーマン・トーキングに少し似ていたかな。
ウーマン・トーキングもさ、実際の事件については、ほとんど出てこないでしょ。
メインは対話なのね、淡々としながらも、沸々とした怒りを抱えながら話しあっている。
それぞれの背景が見えてくる。
対峙は、それに感情を乗せた感じなんだよ。
ウーマン・トーキングも、ある意味、赦すのか、赦さないのか、どうするのか、その話し合いなんですよね。
対峙もね、何を話しあっているのか、って、そういうね、話なんだよね。
ウーマン・トーキングは決断するでしょ。
対峙は、決断ではなくて、心の整理なのね。
で、彼らの行く末が気になる。
どうするのかなって。
ずっと目が離せない、とても興味深い映画でした。おススメです。
重い内容ではあるので、辛くないときに見てね。
