二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
鑑賞リスト

映画:バービー。皮肉オンパレード、パステルカラー!

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バービーを見ました。

そう、話題のね。

原爆?

そんなシーンでてこないってばよ!?

 

全然関係ないネタで炎上してしまったバービーですが、問題はバービー公式がリツイートするからあかんねやな。っていうな。

 

まあ、それと作品関係ないからのぅ。

全然関係ないからのう話。

 

で、バービーな。

バービーは、バービーワールドと人間のリアルワールドですみわけされている世界の話なんですよ。

マーゴット・ロビーは、スタンダードなバービーなんですね。

ピンクの家でねむって、ピンクのお布団で起きて、朝から牛乳とトースト。

水の出ないシャワーを浴びて、階段は歩いて降りずに、空からだいぶ。

だってお人形だから、階段はおりる必要はないの。

 

でもまって、大変よ。

ハイヒールを履くためのかかとはいつも、地面につかないの。

大変よ!!地面についてるわ!!おかしいわ!!

 

と、原因をさぐるバービーたち。

「バービーよ、あなたを子供のころ遊んでいた人間とつながりを持っているはず。そのことのつながりを絶たねばならぬ!!」

 

ということで、異常をきたしてしまった体を治すべく、バービーは人間界へと旅立つ、っていう話なんですけどね。

 

いやあ、なんかこれな、皮肉オンパレードがすごくって、笑えるんだけど、痛いなあっていうふうにも思えて、リアルあるあるでなあ、って笑えるんだけど、大笑いはできないっていうか・・もごもご な映画だったんですよね。

 

人形ってもともと、赤ちゃんを世話する、っていうのが始まりだったんだけどね、もともとは。

お母さんのまねごとをさせるっていう遊びだった。

女性には、「母親」以外の職業がなかったからね。

でも、そこに「母親でもなんでもない」バービーがあらわれちゃうわけよ。

 

こんなんやってられっかよ!!

と、猿から人間に目覚めたスタンリー・キューブリックの風刺がまた効いてる効いてる。

 

目覚めた女性たちは、どんどん突き進む。

バービー世界では、女性はいろんな職業につく。

大統領、医者、先生、ノーベル賞、工事現場の などなど。

何やっても自由。毎日ぱーりぃー。

ケンは付属。

 

ちょっとかわいそうなケン。

ケンは、バービーがいないとだめなのね。

バービーをサポートする立場として作られているからね。

 

でも、人間界に行くと違う。

男性のサポートをするのは女性。

大統領は男性だし、医者だって工事現場だって、男性ばっかり。

女性の仕事は少ない。

 

そう。バービーの世界と人間の世界は逆転してるわけね。

バービーを作っているマテル社の会議室もなかなか皮肉が効いてていいよ。

まるで日本の会社とかだね。

 

なんやかんやあって、マーゴット・ロビーは自分の体を治すために、人間界にいったわけなんだけど、話が進むにつれて、バービー世界を救わないといけなくなってくるわけなんだけどね。

 

そこへきてまた、楽しいのが男性の優越感を刺激する攻撃よ!!!

あるわ~~あるある~~。

投資にパソコンに機械に映画の知識ひけらかしパレード。

えーなにそれ、しらなぁ~い!

 

って言っておきましょう。合言葉ですね。

 

でも、私はさ、酔っぱらってると、映画の話ずっとしてるわ。

あかんやつだわ!!!

 

でもま、なんていうか、男性のほうが多いのはなんでだろね。

 

色々あるけど、バービーと繋がっている女性が、演説するところは、やっぱ好きよね。

んなこたわかってんだよ!!

わかってるけど、あえて言わせていただくからな!!!

ってところが、良いよね。

マーゴット・ロビーに言わせたら、説得力ないしね。

 

でもさ、思ったけどさ。

あの女性さ。よく考えたら、アグリー・ベティの主演の子なんだよね。

あれも役だったと思うから、それがどうこうってのがあるかわからんけど、違う意味で説得力ある気もするよね。

ただ、ベティーちゃん自体は普通におてんばかわいい子ってかんじだったけどねw

懐かしさ しみじみ。

 

色々考える部分もあったけど、楽しめました。

洗脳よ解け!!

https://warnerbros.co.jp/c/news/Barbie%20First%20Look%20%EF%BC%88Japan%208.11%EF%BC%89.jpg

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