バービーを見ました。
そう、話題のね。
原爆?
そんなシーンでてこないってばよ!?
全然関係ないネタで炎上してしまったバービーですが、問題はバービー公式がリツイートするからあかんねやな。っていうな。
まあ、それと作品関係ないからのぅ。
全然関係ないからのう話。
で、バービーな。
バービーは、バービーワールドと人間のリアルワールドですみわけされている世界の話なんですよ。
マーゴット・ロビーは、スタンダードなバービーなんですね。
ピンクの家でねむって、ピンクのお布団で起きて、朝から牛乳とトースト。
水の出ないシャワーを浴びて、階段は歩いて降りずに、空からだいぶ。
だってお人形だから、階段はおりる必要はないの。
でもまって、大変よ。
ハイヒールを履くためのかかとはいつも、地面につかないの。
大変よ!!地面についてるわ!!おかしいわ!!
と、原因をさぐるバービーたち。
「バービーよ、あなたを子供のころ遊んでいた人間とつながりを持っているはず。そのことのつながりを絶たねばならぬ!!」
ということで、異常をきたしてしまった体を治すべく、バービーは人間界へと旅立つ、っていう話なんですけどね。
いやあ、なんかこれな、皮肉オンパレードがすごくって、笑えるんだけど、痛いなあっていうふうにも思えて、リアルあるあるでなあ、って笑えるんだけど、大笑いはできないっていうか・・もごもご な映画だったんですよね。
人形ってもともと、赤ちゃんを世話する、っていうのが始まりだったんだけどね、もともとは。
お母さんのまねごとをさせるっていう遊びだった。
女性には、「母親」以外の職業がなかったからね。
でも、そこに「母親でもなんでもない」バービーがあらわれちゃうわけよ。
こんなんやってられっかよ!!
と、猿から人間に目覚めたスタンリー・キューブリックの風刺がまた効いてる効いてる。
目覚めた女性たちは、どんどん突き進む。
バービー世界では、女性はいろんな職業につく。
大統領、医者、先生、ノーベル賞、工事現場の などなど。
何やっても自由。毎日ぱーりぃー。
ケンは付属。
ちょっとかわいそうなケン。
ケンは、バービーがいないとだめなのね。
バービーをサポートする立場として作られているからね。
でも、人間界に行くと違う。
男性のサポートをするのは女性。
大統領は男性だし、医者だって工事現場だって、男性ばっかり。
女性の仕事は少ない。
そう。バービーの世界と人間の世界は逆転してるわけね。
バービーを作っているマテル社の会議室もなかなか皮肉が効いてていいよ。
まるで日本の会社とかだね。
なんやかんやあって、マーゴット・ロビーは自分の体を治すために、人間界にいったわけなんだけど、話が進むにつれて、バービー世界を救わないといけなくなってくるわけなんだけどね。
そこへきてまた、楽しいのが男性の優越感を刺激する攻撃よ!!!
あるわ~~あるある~~。
投資にパソコンに機械に映画の知識ひけらかしパレード。
えーなにそれ、しらなぁ~い!
って言っておきましょう。合言葉ですね。
でも、私はさ、酔っぱらってると、映画の話ずっとしてるわ。
あかんやつだわ!!!
でもま、なんていうか、男性のほうが多いのはなんでだろね。
色々あるけど、バービーと繋がっている女性が、演説するところは、やっぱ好きよね。
んなこたわかってんだよ!!
わかってるけど、あえて言わせていただくからな!!!
ってところが、良いよね。
マーゴット・ロビーに言わせたら、説得力ないしね。
でもさ、思ったけどさ。
あの女性さ。よく考えたら、アグリー・ベティの主演の子なんだよね。
あれも役だったと思うから、それがどうこうってのがあるかわからんけど、違う意味で説得力ある気もするよね。
ただ、ベティーちゃん自体は普通におてんばかわいい子ってかんじだったけどねw
懐かしさ しみじみ。
色々考える部分もあったけど、楽しめました。
洗脳よ解け!!