二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
鑑賞リスト

映画:マッドタウン。キアヌ・リーヴスのサイバーシティ。

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マッドタウンを見ました。

なんだか、アメリカ南部の州の外に置いていかれる犯罪者たちの話。

金網があって、まるでジュラシック・パーク。

そこに放置したあと、警官たちはとっとと去っていく。

水だけをもった女性がひたすらに砂漠の荒野を歩く。

歩いていると、ゴルフカートに乗った人間たちが女性を強襲。

そのまま連れて行かれるわけだが、もうオープニングから衝撃的。

女性は首輪をされて身動きが取れない。

年をとったおばちゃんが、何やら麻酔と思しき注射を手に取り女性の腕に。

そのまま、糸引きのこぎりを持って参上し、女性の腕をひき始める。

女性は、勿論わめき始め、そばでくつろいでいた男性は、五月蝿いとばかりにラジカセの音を大きくする。

なんとまぁ。

なんとまぁ?!

そう、そこは荒くれ者たちが住む場所。そして、人肉を食べるのだ。

片腕と片足を失った女性を知り目に、筋肉隆々のマッチョな男女はひなが一日筋トレをしている。

人肉を食べる荒くれ者たちは、まるでアメリカにいる筋肉バカのようだともいっているよう。

と、壮絶なオープニングから始まる本作。

この金網の向こう側で生きていく女性が主人公なのだが、世界はまるでマッドマックス。

人肉を食べる街の人々、食べない人々はコンフォートという街に住んでいる。

コンフォートは、安心とか快適って意味あいがある。

そのうち女性はコンフォートで住み始めることになるわけだが、人肉を食らう街に住むジェイソン・モモアと奇怪な出会いにより一波乱ある、って言う話。

 

この映画、やたらとだだっ広い荒野を歩いたりするシーンなんかがあったりする。光景自体は割と好きなんだけど、

この映画内容が独特で奇抜な近未来の割には、何故か情緒に訴えかけるような冗長さがる。

ジェイソン・モモアは人肉街に住んでいるにもかかわらず、画才があり、娘思い。

寡黙であまり言葉を発しない。

主人公の女性も同様だ。

この映画では、そのジェイソン・モモアと女性との交流と、コンフォートは本当に良い街なのか?ということに焦点をあてており、だからといってジェイソン・モモアの存在が正しいのか?ということを淡々と描いていく。

 

ちょっと感想が難しいかな。

わたしはこの作品や世界観自体は結構好きなのだけど、最初の展開のテンポの良さが途中から滑落して、スローテンポになってしまう。

そのスローテンポさが、ハードボイルドさに振り切れていたりしたら楽しめたんだけど、

甘ったるい感じになっているのが少しげせないの。

 

だから、全篇通しての感想としては、

おしい!!非常に!

という感じかな。ともあれ全体を通しては好きだよ。

 

ところで途中でキアヌ・リーヴスでてくるんだけどさ??

もう、わたしサイバーパンクにしか見えませんでしたよ??

なみにキアヌ・リーヴスは賢そうに丁寧に女性を扱うけどね、彼の周りにいる女性たちはキアヌ・リーヴスの所有物なのよ、何れにしても悪意があるっていうこと。

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