チルドレン・オブ・ザ・コーンを見ました。
ホラー映画です。
U-NEXTです。
チルドレン・オブ・ザ・コーンはスティーブン・キングの短編小説が原作みたい。
1984年の作品ね。結構古いね。
ある子供の視点で最初は描かれているんだけど、トウモロコシ畑の宗教を信仰する子供たちによる狂気が描かれる話。
若干ネタバレするけど、この映画、最初のほうでは子供たちが大人たちを排除するわけね。
この様が少し狂気じみてるね。
で、それ以降は、大人の主人公の視点に切り替わるんですわ。
だから、子供の狂気からの、そこに近づいていく大人の視点にかわる。
ミステリアスに行くとすれば、最初の狂気は見せなくてもよかったんじゃないか、って気もするが、小説では描いてたのかな。
ともあれ、大人のカップルたちは、トウモロコシ畑から出てきた子供を車でひいちゃうわけ。
でもよくよく見ると、首元には刃物で切られた傷があって、撥ねて死んだんじゃない、何かある、変だ。
警察にいかなくちゃ。
って近くの町にいくんだけど、どうやら様子がおかしいんですわ。
町が寂れてて、人っ子一人いない。いると思っても子供がそさくさと逃げ動いてる。
そこで巻き込まれていくホラー映画になってるわけですね。
スティーブン・キングおなじみの要素が盛りだくさんなわけだが、トウモロコシ畑があまり恐怖っぽくないのは少し残念かな。
草ネタのホラー映画のほうが、ホラー描写としてはよかった気もする。
ただ、トウモロコシ畑というのは、アメリカ人にとって身近なものという意味で、恐怖なのかもしれん。
どちらかといえば、それを信奉する少年少女たちが不気味といえば不気味ではあるが。
しかし、電気や水を引いていたはずのその町が、ほったらかしの状態であれば、どこかからか役人がきて調査に来てもおかしくはない。
と、いう意味ではある意味、ファンタジー要素のあるおとぎ話的ホラー映画ともいえるかもしれない。
チルドレン・オブ・ザ・コーンは少し調べてみるとリメイクがされているようだ。
そもそも、この映画、９までシリーズが出ているらしい。
なんだって？！知らなかったよ！
というか、2023年版の映画もあるようだ。
すごい息の長いシリーズだわね。
