ノック 終末の訪問者を見ました。
U-NEXTです。
シャマランの最新作ですね。
ある4人組が、ロッジにやってくるんですよ。
君たちに死んでほしい、さもなければ世界が滅びる。
ってな具合ですね。とても唐突ですね。
始まり方が、シャマランだなーっていう感じがします。
ただね、この映画
全然シャマランじゃないんですね!
ある意味ネタバレみたいな感じになるんだけど、この映画ね
どんでん返しがないんですよ。
まあ、ある意味そこが意外。
この前のオールドはさ、無駄にどんでん返しだったの。
しなくていいのに、っていう映画だったのね。
だから逆にどんでん返しを辞めたのかな、とも思う。
それならそれでありだな、って思うわけね。
どんでん返ししなくてもいいんだよ、シャマラン、って。
ある意味潔いといえば、潔い。
でまあ、映画の話してなかったけどさ。
結局のところ聖書に出てくるヨハネの黙示録の四騎士を引用しているようなんですね。
で、訪問してくる4人なんですね。
神の啓示みたいなものなわけですが。
この人たちがやってきたロッジには、
ゲイの二人と、その娘一人が余暇を楽しんでたわけね。
で、このうちの誰かが犠牲になりなさい、っていうわけですよ。
でないと、世界が滅びるって。
いやーいやいやいやいやまてよ、と。
っていう話でさ、全然信じられないわけさ。
何か一つ起きるたびに、ニュースをかけろ、災厄が起きているはずだ、と。
で、どんどん起きていくわけよ。
何が裏があるんじゃないかって思いながら鑑賞するわけなんだけどね、シャマランだからね。
ただ、この映画を観てて思うのは、
なんでゲイだ?って、そういう感じだね。
ゲイは駆逐するべきとでも言いたいのか?あるいは、それの批判か。
どちらともとれるが、非難されうるネタではあるよね。
そして娘はアジア人なのさ。
だから、マイノリティなわけよね、そこが選択されたと。
神から選抜されたのだと。
なんで?って、そうなるよね。
たださ、冒頭でさ、バッタに名前つけてるんだね、娘がね。
数あるバッタの中から、ひょいと指でつまみあげ、アナタの名前は何々よ、って。
選ぶというのは、いかに無常か、それが神の啓示だったら許されるのだろうか、それでいいんだろうか。
だからね、彼らはすべて選抜された犠牲者なんだね。
最終的にもやもやはするのよ。
ただね、どんでん返しをやめたという意味ではよかったんだわね。
どんな映画でも話題になる、シャマラン。
なんだかんだみんなみに行っちゃうよね!w