私ときどきレッサーパンダを見ました。
ピクサーですね。
CGアニメ映画です。
主人公は、メイメイっていう女の子。お母さんからはそう呼ばれてる。
本当の名前は、メイリン。
カナダのチャイナタウンに住んでるんだけど、めちゃくちゃ勉強ができて、スポーツもできて何でもこなす。
でも、友達の放課後の誘いは断って家にまっすぐ帰っていく。
何故なら、家がお寺で、家の手伝いをしないといけないから。
少しでも遅れようもんなら、すぐに母親が心配してしまう。
過保護すぎるぐらい。
ある日の帰り道、近くの雑貨店の少し寝ぼけた年上の男の子を仲間たちときゃっきゃしていたら、家に帰ってから気になって仕方がない。
心臓がどきどきしてきて、ノートにその男の子と自分の妄想を書き綴ってしまう。
そのまま、メイメイは翌日、朝起きて、バスルームに行く。
顔を洗うか、歯を磨くか。
鏡に映った自分の姿をみてびっくりしてしまう。
なんと、寺でまつられているレッサーパンダと同じ格好をしていたからだ。
果たして、メイメイは元の姿を取り戻せるのか!どうするのか!
っていう、話になっていますね。
この映画ですね。
面白かったですよ。
まあ、主人公もね、仲間たちもね、ありふれた感じがまたいいのね。
歯を強制してたり、闇落ちした厨二病みたいなのもいれば、わが道をいってたり。
でも、我々友達だぜ、と。
でさ、まあレッサーパンダに主人公はなっちゃうんだけどね。
つまり、赤い実がはじけたわけだよ。
思春期がやってきたのよ。
お母さんは聞くのね。生理がきたの!?大丈夫?!ってな。
お母さん!w
この後、学校でさらに、お母さん!!って展開になるんだがな。
まあ、だから思春期なり、生理なり、そういう赤色を印象付けたカラーになっているんですね。
主人公が。
レッサーパンダ自体も赤いんだけどね。それもあって、主人公が着ている服はなにより、赤色だしね。
そう、赤い実はじけたって知ってる?
小学生の時の教材かなんかなんだけどさ。
主人公の女の子が、同級生の男の子をおつかいに行ったときにみかけるのね。
八百屋でね。
八百屋で彼は、いつもと違うカッコウをしてて、はちまきか何かして、八百屋のエプロンみたいなのを腰に巻き付けてるんよ。
それを見て、主人公は赤い実がはじけるわけよ。
正直さ、私全然これわからんかったわ。
なんやねん。赤い実はじけるってなんやねん?!ってな。
私ときどきレッサーパンダを見ると懐かしい感じがするよ、ああそうだね、メイメイは赤い実がはじけたんだよ。
でもね、この映画のもっと大事なところはそれじゃなくて、お母さんとの話なわけだよ。
お母さんがさ、これがさ、毒親なんだよ。
そこまでシリアスじゃなくて、マイルドにはなってはいるんだけどさ。
メイメイは私の言うとおりにいればいいの!どうしてそんな悪い子になっちゃったの!本当のメイメイに戻って!
違うのよ、お母さん。そうじゃないんだよ、わたしね。
って、この対話がさ。
だからさーーやめろってー
母娘ものは、私弱いんだってばーー--
泣いたし。
母娘ものってのは、弱いんだよ。わかるかね!
こっちもおすすめ。
奇しくもこっちも中国ものですね。
ところで、劇中のアイドル、BTSみたいな(バックストリートボーイズとか?)青年グループの歌ですが、ビリーアイリッシュとお兄さんがプロデュースしてるみたいですね。
なんか、気になっちゃうよね。あのネタも最高だわ。
コミカルだし、泣けるし、楽しいし、良きかな。