パラダイムを見ました。
ホラー映画ですね。
U-NEXTです。
ジョン・カーペンターが別名で脚本、監督も本名でしていますね。
原題は、PRINCE OF DARKNESS。闇の王子です。
邦題はパラダイムなんですけど、英語でパラダイムは、ある時代や分野における支配的規範となるものの見方、捉え方 だそう。
支配っていうのはあっているようなあっていないような。
でも、覚えやすい邦題だ。
なんだかよくわからんが、見に行くか!となる(ぉぃ)
この映画では、ある教皇様?いや違うか?みたいな爺さんがなくなるとこから始まって、エクソシストネタなのかな・・?と思いきや、
アジア人の教授に司祭が、助けてくれ!手伝ってくれ!と話を持ち掛けるんですね。
何を思ったか、教授は
自分の授業の教え子たちにその問題となっている物体の調査の手伝いをさせる
嫌な予感しかしないぜ。
教授、お前のせいだぞ!!!!
そうして、教会で不穏な調査がスタート。
教会の外ではホームレスがたむろしているんだが、一言も言葉を発しないし、こちらをじっと見つめてきて不気味なのである。
この年代って、ホームレスのこういう描写が多いような・・気がしなくもないが、何か背景にあるのかな。
ゼイリヴでも、得体のしれない何かがこちらを見ている、みたいな描写はある気がするよ。
そういや、ゼイリヴもある意味支配だね。
そうして、調査隊が連続殺人事件のように、一人・・また一人・・といなくなっていくんですけどね。
連続殺人事件だなほんとな。
その一人一人のお亡くなり方が
良いです
少しグロテスクで、少し不気味で。
みんな少し頭おかしくなっていくのね。
教会の外でなくなる男の人の消失の仕方はよかったですね。
また、こちらの映画は時間の逆再生も撮影方法として取り入れている。
ものが下から上に流れて行ったりするのね、2回この表現は出てくるけど
後半で頭がおかしくなっちゃう首にケガした人の高笑いが怖くてよかったよ・・w
やべーやつだよ・・w
後気になったのは、女性が休憩して仮眠しようとするときに、一瞬で靴が脱げてるところかな。
寝ようとして寝転がると同時に、裸足になってんのね。
君・・靴はいつ脱いだんだ・・・?
私はとても不思議なんだ、あれはいつ脱いでんだ(脱ぐ暇なんて・・)
と、いろいろ別のところに注視していると、最後にはファンタジックな展開を迎えていく。
今あるもので、頑張ってそれらしく見せるという、1980年ぐらいのあの頃、っていう感じの映像表現が好きなら楽しめるんじゃないかな。
それにしても、アジア人を多めに起用しているのってなんでだろう。ポスターにはかすりもしてない。そこそこ出演はしてたんだけどな。