二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2022
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映画:血みどろの入り江。13日の金曜日はここから始まる。

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血みどろの入り江を見ました。

ホラー映画ですね。U-NEXTこんな昔のもんまであるのかすげーな、相変わらずな!!!!

 

 

ということで、スプラッター映画です。

この映画を知ったきっかけは、怖い映画という本で紹介されていたから。

黄色い表紙のほうの怖い映画ってやつね。別冊映画秘宝のやーつー。

 

で映画に戻ると、血みどろの入り江ね。

1971年となかなか昔なんだけど、映画自体はイタリア映画。

マリオ・バーヴァーというイタリアホラー映画の巨匠らしいん。

 

すまん・・ほとんど見たことないんだ多分。

映画ってもう総数が多いよね!

 

でこの映画、冒頭の作りがちょっと面白くって、

ハエが湖面?海面かな、の上をぶんぶん飛び回っている視点で始まるんだ。

まぁ、途中で昆虫収集好きのおっさんが出てくるから、その虫の視点かもね。

そのあとは金持ちばあさんが殺されるシーンへと遷移していくんだけど、これも視点転換が面白くてね。

 

ばあさんを殺そうとした犯人の視点から、その犯人を殺す視点へと移っていくんだよね。

こんな昔からこういう感じのを撮るんだなあと、興味深いんね。

 

で、あ?なるほど、ミステリーとかの殺人事件ものなのかな?って思うじゃん。違うのよ。

最初は、そういう感じでクラシカルな穏やかなミュージックをかけてくるんだけど、そのあとは何故か

 

若者たちがバカ騒ぎしたり、海面付近の家に無断で侵入してセックスしちゃってる場面なんかもあるのね。

 

そこから始まる連続殺人の嵐。というか、スプラッター!!!

 

理由はなんだかわからぬまま、ただただ人が死んでいくのね。

こういう見せ方が、後のスプラッター映画に繋がっていったんだそうな。

なるほど、始まりはイタリアなのか・・。イタリアのホラー映画って、たぶんサスペリアシリーズぐらいしか見てなかったから、また違う感じがするよ。

しかもスプラッターなんだけど、ちょっと様相が独特。

海面の光が反射して夏の日差しバリに死体を照らして絵画的でもあるし、タコが死体の上をなまめかしくはうさまも、なんかエロティックというよりむしろ、ぶちゃぶちゃ。

 

そしてこの映画、2部構成みたいな感じになっている・・ていうか、いきなり雰囲気が変わるんだよね。

 

、スプラッターが始まると、はいはいきましたね!!スプラッターですね!!ってなるんだけど、そこから後半の展開がおとなしいんだよ。

 

ずっとスプラッターが続くのかと思えばそうではない。

しかも、音楽の使い方がある意味独特。

スプラッターが起きた後に、なぜかいつもクラシカルな穏やかなミュージックが流れるのねw

とぅるるる~みたいな。エヴァも恐ろしいシーンでは、童謡を使っていたけど、そういう効果があるんだろうね。

無駄に明るいところが興味深いw

 

と、二部はクラシカルにミステリーサスペンス。

後半は犯人が誰なのかを明示しつつ種明かし編と言ってもいいかもしれない。

暗闇でマッチをするおっさんのシーンは興味深い。炎のゆらゆら感を醸し出しつつ、マッチの残り本数は3本。

消えては暗闇、つけては炎が揺らめく。スリルさがあっていいね。

展開を見守るわけだが、暗闇だからあれは誰?みたいな感じにね。

 

最後の繋がり方は少し変だから違うエンディングも用意してたんじゃないかな。

しかしここへきて、この結末になろうとは。

相変わらず明るい昭和歌謡みたいな音楽の入り方だな!!

と、なかなか興味深い撮り方をするホラー映画でした。

 

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