最後の決闘裁判を見ました。
マットデイモン、アダムドライバー、ジョディー・カマーと来たか。
なるほど。
どんな話なのかな?と思ったらですよ。
まあ、ある二人の友人が、決闘をすることになったいきさつを三人の視点から物語は語られる、っていう話なんだけどね。
中世の話なんだけど、なんだか、現代物を見ているような錯覚に襲われるのよ
話はね。
どこなのだろう。
パリとかでてくるから、フランスかな。
シャルル何世だかが国王で、めっちゃ若そう。
10代かな。若くね?
こいつ国王なの?っていうな。
ノルマンディーの騎士、マットデイモンが最初出てきてね。
髪型はなんだか、イギリスの北部みたいな感じなのよ。頬には傷があって、体も傷だらけ。
戦場しか知らなくて、文字は読めないと他の奴らに揶揄される。
でも、無骨で、情に熱くて、少しバカで、セックスは下手。プライドが高くて、負けず嫌いで嫉妬深い。
そんなマット・デイモンは、少し貧乏でね。
嫁をもらうときに、持参金として土地をもらうの。
でも、もらうはずの一部をアダム・ドライバーに取られちゃうんだな。
アダム・ドライバーは、マット・デイモンと比べて、顔に傷もないし、鼻も高く、背も高い。
ずんぐりむっくりに見えるマット・デイモンとは違って、イケメンだとみんなから噂される。
まぁ、戦場にもいかないから、傷なんてないし。
でもね、女をとっかえひっかえ、領主に取り入って遊んでるんだな。
そんな折、アダム・ドライバーが、マット・デイモンの嫁、ジョディーカマーをレイプした、って妻が訴えるわけよ。
このご時世に、妻が訴えるってよっぽどだよね。
しかもさ。
訴えるときって、命をかけるんだと。
まじなの?
まぁ、確かに、科学捜査なんてできないし、してないって言えば終わりだよ。
マット・デイモンは、バカ正直に妻を信じて、というより、アダム・ドライバーがムカついていて、妻の証言を好機とばかりに、裁判、そして決闘を申し込むわけね。
要するに自分の意地なんだな。
妻からの告白を受けて、アダム・ドライバーに自分がコケにされた!と激怒する。
ジョディーカマーは、映画の中で、ほんとに男は馬鹿だわって言うんだよね。
まぁ、そのとおりで、アダム・ドライバーが本当に馬鹿なことがわかるんだけどね。
レイプされた、と女性が訴えたとき、旦那と、被害者と、被疑者。その関係性を3人の視点からみる、そんな感じの映画だったよ。
特に、アダム・ドライバーが滑稽だ。
もっと滑稽なのはセックスで快楽の絶頂に達しないと、子供はできんぞという裁判官たち。
ぶほっ。
いやまぁ、これが当時の考え方だったんだろうな。。。何言うてんのお前ら。。
常識やぞ、みたいな上から目線の物言いすごいですね。。。
男ってほんと馬鹿なんだな、というのをひしひしと感じる。
という意味では、この流れてプロミシングヤングウーマンを見るべきな気がするんだが。
はやく!!早くU-NEXTに来てくれ!
という感じの映画でした。
ちなみに、リドリー・スコットの映画だから、中世らしい戦闘は普通にあるぜ。
なかなかエグい映画だったね。
て、ていうかピエールってベン・アフレックだったん。全然気づいてなかった。なにそれ金髪パワーすごぃ。