最近なぜかジェイク・ギレンホールを見る機会が多いので、そういえばまだ見てなかったなと思い出してナイトクローラーを見ました。
アマゾンプライムですね。
ナイトクローラーっていうのは、夜中に這い出てくるミミズという意味もあるらしいですが、夜中にうろつくもの っていう意味があるらしいです。
こちらの映画では、ニュース番組に、事故や事件の特ダネを渡すフリーのカメラマンのことを総称していうそうですね。
主人公のジェイクギレンホールはルーという男を演じている。
盗みを働いたりして、それをうっぱらって生計を立てている。
ある日たまたま、事故車を目撃して車を降りて見に行くと、カメラを必死に撮影する男たちを目撃。
金になると踏んで、自分もナイトクローラーになろうとするのだが・・・。
という話なんですがね。
こちら、見ていてまず衝撃というかびっくりなのが、
ジェイクギレンホールがガリガリすぎる!
ということですね。猫背で頬がこけていて、目の下も痩せてまるで骸骨の様。
特ダネをとるために、赤信号でも構わず車をかっ飛ばし、まさに自分の命なんか知らないとばかりに現場にすっ飛んでいく。
ニュース番組に映像を売りに行くも、持ち前の交渉術でのし上がっていくというストーリーになっていく。
この映画では、主人公の人でなしさがとても良い。てか、すごいホラー。
瞬きひとつせず、大きい目玉をぎょろぎょろさせながら、もっと上へもっと上へ、という思いで突き進んでいく、そのさまが恐ろしいわけだ。
ある種の不気味さなんかも醸し出しながら、夜のロサンゼルスを徘徊する。
特ダネに忍び寄っていくジェイクギレンホールのカメラの構え方はまるで忍者のようで、カメラを持って撮影場所で撮影するカメラは、まるで小銃の様。
禍々しいものを見ている、と目が離せないのでした。
面白かったです。