トイストーリー4が上映されたのは、一昨年のことだったかなと思います。
見に行こう、見に行こうと思っていたけれど、好きな映画になると後になってしまったり、人が沢山いて混んでいるなと思うともっと後にしよう後にしようといつも先延ばしになって、見逃してしまうことがよくあります。
トイストーリーは3がやっぱり最高傑作だと3を見たときに思っていたから、4なんて出さないでほしい、そう思っていて、見たいような・見たくないような、そんな気持ちでした。
でも、4をみて考えが変わったわけです。
少しネタバレで話ましょう。
何故ならとても共感したから。
おそらく、自分の人生や価値観と近くなってきたせいもあるでしょう。
シュガーラッシュオンラインに通じるところもあるのかもしれない。
おもちゃとして人生を生きてきたウッディーが第二の人生を歩もうとするも、これでいいのか?と悩んでいき、葛藤していくさまが描かれているのが4です。
このおもちゃとしての第二の人生からの展開は、いわば人間でいえば、転職だったり、結婚だったり、定年だったり、人生の転機になるわけです。
ウッディーは第二の持ち主のためにおもちゃとしての人生を歩んでいく。
でも、そこで悩み・葛藤していくんですよね。
自分のやりがいだとか、自分のしたいことだとか、そういうことを考え始める。
持ち主に尽くすことこそが最大の喜びだったけれど、そうじゃないんじゃないか。
自分のために生きてもいいんじゃないかー
そんなウッディーに共感したからです。
おもちゃ(人)には、いろんな人生や、考え方、価値観があって、それぞれの道があってもいい。それぞれを認め合う。
道が違っても、友達なのは変わらない。
そんなトイストーリー4が、私はとても大好きです。