密航者を見ました。
SFですね。
NetFlixのオリジナルです。
この映画を見るきっかけになったのは、SFドラマの結構マジなそうなやつに、アナケンドリック???
というのが強くて見たいと思いました。
アナ・ケンドリックといえば、ピッチパーフェクトとか、シンプルフェイバーとか、結構コミカルな映画や、ラブコメといった類に出ている女優さんでです。
なので、彼女が割と真面目なやつに出る、っていうのが興味深かったから。
そして見てみたらなんと、船長役にトニ・コレット。
ヘレデタリー思い出しちゃうぜ。
この映画をみて面白かったのは船内の色々な技術的要素です。
3Dプリンターで、形あるものを即席で作ったり、パッドで船内情報を可視化したり。
酸素供給のための材料を積んでいたりと、色々近未来として妄想することができます。
また、宇宙で起きる出来事ですが、SF映画では珍しく、乗組員が3人とかの最少人数です。
通常、SF映画といえば、4〜5人ぐらいいるイメージたったのですが、この映画では打ち上げのときの乗組員は3人。
なるほどー。というコスパ重視な感じが興味深い。
人種や、性別も様々なところも、配役を気をつけている感じがします。
肝心のストーリーの話ですが、タイトル通り密航者が紛れ込んじゃう話なんですね。
それによって思わぬことが色々起きる話。
なんといっても気の毒なのはその密航者です。話を聞いていると、まだ若者で二十歳そこそこ!それなのに、トニ・コレットから、あなたは2年帰れないと言われてしまう。
こんな、不慮の事故すぎる話。浦島太郎みたいじゃん?
2年も?!ってなるよ、私は。
それにしてもクルーが3人は少ない感じがする。
医者と、学者と、船長だよ?普通エンジニアとかおるよね、映画だと。
NASAじゃなくて、普通の民間っぽい??から資金面の問題だろうか?
それにしてもこの宇宙船の形を見やるに、重力が発生している理由如何などが映像的にわかりやすく、居住区(重力ある)と中央区(太陽パネル?)、その反対側(重力ある)が回転しており、端っこと端っこで重力が発生しているという乗り物になっている。
そのため、船内から見える宇宙は常に回転している。
という、描写が非常にわかりやすいのだが、この回転している、ということが後々の冒険の要因になっていくのである。
そう、人が増えるということは、おのずとある問題が起きるのである。
しかして、この映画の一番の違和感は何かというと、
船長が船長っぽくないということである。
船長だけど、感情に左右されている部分や、駆られる部分が多く見え、アナ・ケンドリックの方がしっかりしている(まあ実質主人公だし)というヒーロー感が醸し出されていくのである。
個人的には、この英雄感がいかにも過ぎて、私としては首をかしげるところが多々あるのだが・・・。
後半の展開が、もやもやする映画でしたね。尻切れトンボになってる感じがある。
ところで、私は太陽嵐をググったよ!
勿論ね!放射能が強力なんだってね!
ちなみに、オーロラの原因は太陽嵐のフレアなんだってさ。