オレたちの聖戦を見ました。
ネトフリで。コメディドラマですね。
準主役でアナ・ケンドリックが出ています。
主人公は、ある貧乏宗教団体の教祖。正直教祖と言っていいのかは首をかしげる。
ただ、部下が3人いる。
その部下たちは、教祖を先生!と呼んでいる。
朝は謎に体力維持の腕立てやスクワット。
家賃も払えなくて立ち退きを要求されそうになると、家で取れた卵やじゃがいもで支払おうとする。
ほら、じゃがいもこんなに安くてにいれたんだよ!と、取り出そうとするも、
じゃがいも全部木の端材・・・
そんな馬鹿な!誰が、袋の中身をジャガイモじゃないって確かめるんだよ!
どう考えても、ちょっとバカなのである
この主人公やたらと冒頭からおかしなことをいってるのね。
クレーンは俺の力(念力みたいな)で破壊するとか、超能力みたいなのを信じていたりとか。
奥さんと子供がいるんだけど、よなよな念力の練習。
薬はちゃんと飲んだの?と聞く奥さんに対して、
あの薬は眠くなるから飲まないんだ。
何かしらの精神的な病気を治療するための薬を飲んでいるらしいが、飲んでないということが発覚。
幻覚が見えたりすることはないのよ、飲めば。
と、そこらへんで主人公の置かれている状況が分かり始める。
これがどうコメディに展開していくの?って話なんですけどね。
ブラックコメディなんですよね。
FBIが、テロ起こしそうなやつらを釣って逮捕ーーーー逮捕ーーー
というような捜査の仕方していて、主人公たちも宗教団体だから、銃をあたえておけば
なんかするやろ、そこを逮捕だ!
という、釣って逮捕というやり方をするらしい。
本当にやってそうな気もするが。
そんなわけで、ただのちょっとおバカなだけの主人公が貧乏ゆえに、FBIから銃をあたえれば悪いことするやろ、とターゲットにされてしまうという話なのである。
コメディじゃなかったら、そりゃあ恐ろしい話なのだが、アナ・ケンドリックが出てくるので、めちゃ重にはならないんだけど、
それでもこれは悲惨ですってあなた・・
みたいな展開になっていくので、どうとらえていいのか・・という映画になっている。
何があっても銃は撃ってはいけないということですね。