二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
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映画:ナイトメア・アリー。絶対、酒は飲まない。

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ナイトメア・アリーを見ました。

RakutenTVです。

ギレルモ・デル・トロ作品ですね。

珍しく、ホラーとかそういうのではない感じというか。

 

今回の映画は、やったらめったら長いんだけど、一人の男の人生の話なので、まあそれは長いんですね二時間半。

で、ナイトメア・アリーね。

元々白黒映画で昔映画があったようだね。原作もあるし。

youtu.be

当時は悪魔の往く町、というタイトルだったみたい。

ナイトメア・アリーも悪魔小路という原作そのまんまのタイトルから来てる。

 

ところでみんな。

WIKIは絶対読むなよ!

フリじゃないぞ!なんでかっていうとな、わかってると思うが。

オチが最後まで書いてるぞ!丁寧にな!

 

で、それは見なかった前提で話すよ。私も白黒映画みてないんだけどなっていう前提でいくけどね。

主演は、ブラッドリー・クーパーなんだよね。

この間、ハウス・オブ・グッチみたから、すげー思い出したじゃねーかよ、シャロウをさ。

 

で、ブラッドリー・クーパーは、ぶらぶらとサーカスみたいなちがうわ、カーニバルにやってくるんだよね。

いろんな見世物をやっていて、その中でも大きく獣人について扱っててな。

みんな、檻の↑から、怖いものみたさできゃあきゃあ言ってみてやがんのね。

でも、どう考えても人間なんだよね。

知ってか知らずか、そういうものを分かったうえでみんな見に来てる。

勿論、それだけじゃなくて残酷じゃない見世物もあるにはあったりして。

で、主人公は、今夜の寝床を捜して仕事を探して、そこに転がりこむんだよね。

 

この後まだまだ続く、まだ序盤。

其のあと、主人公は読心術を心得たじいさんに会うんだよ。名前はピート。

どんどん興味を持っていって、そのうちピートに教えをこうようになるんだけど、ピートは読心術は深みにはまっちゃいけないんだ、って警告するんだよね。

でも、主人公はとまらなくってーっていう話ね。

 

話がどんどんあらぬ方向に転がっていくんだけどね。

場所も舞台も時間も変わっていってね。

登場人物たちも、年月とともに変わっていく。

物語としては、由緒正しいノワール感があってね。

まるで、小説を読んでいるような感覚になる。

トニ・コレットの占うタロットカードが不気味に主人公をいざなっていくわけなんだけど、主人公はそれを鼻でせせら笑う。

そんな彼の口癖は、絶対。

絶対、酒は飲まない。

絶対という口癖は不思議なものでね。

とてつもない自信家である反面、自分にまじないをかけているようにも聞こえる。

いろんな路を通りながら、結局最初にやってきた道に戻ってくる、そんな面白さがあって、きれいにオチがついた。

そんなブラッドリー・クーパーの笑いが止まらない、そんな映画でした。

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