ノーウェア:漂流を見ました。
Netflixオリジナルかな。
サバイバルものです。
これね、結構面白かったよ。
主人公は妊婦の女性、ミア。
旦那と一緒に崩壊した国から逃げるためにコンテナに乗り込んだ。
なぜかコンテナの中は、妊婦ばかり。
最初は、リアル移民問題かと思ったが。
どうやら少し違う。
どこかの国が崩壊したという設定なのだが、コンテナから運ばれる際、コンテナの空いてる穴から覗く、いたたまれない惨いシーンが、ベルトコンベアのように流れてくる。
これはすごい。
そして、暴力的な暴徒たちが、銃をかまえて立ちはだかる。
なにこのアンネフランクの日記以上の惨さ。
コンテナ漂流前の暴力シーンがすさまじいので、これを是非見てほしい。
そしていよいよ、タイトルにあるように、コンテナ漂流、コンテナサバイバルが始まるわけだが。
やあまさかさ。
やあ、まさかさ。
コンテナで・・・・?!コンテナで??!?!
ってあたりがすごい壮絶ですごいなって思いました。
しかも、君それ食うの?!まさかそんな伏線が?!
ネタバレなんで言えないんですけどね。
コンテナに積み荷が少しカモフラージュ的に入ってたんだけどね、どれもこれも使えねーな、って思ってたら、意外なところで役に立つ、というあたり良い良いね。
それにしても、海を漂流しているのにもかかわらず、電波届くのかよ、という疑問は、まあ否めないわけなんだが、どうなんだろうね。
ちょっとうまいこと行ってるな、というか生命力はんぱなくありすぎん?みたいな突っ込みどころはあれど、
始終ドキドキハラハラが止まりませんし、集中して見られました。
なんといっても、ラストシーンが良いところなんですけどね。
字幕がないんですよ。英語でもなさそうなのに英語圏向けの字幕もないんですよ。
なんで字幕がないかって?
「その国の言葉」がわからないからですよ。
この細かい演出もよいね。
お勧めです。