カット/オフを見ました。
ミステリーサスペンスかな。
アマプラです。
タイトルが、カット/オフ、何て名前なんで、ちょっと見る気をなくしそうにもなるんだけどさ。
cut offは、切り取るとか、切り除くとかそんな意味あるよね。
解剖って英語そのまま訳するとanatomyなわけだから、ちょっと違う言い方で暗喩してるのかもしれないね。
映画の中身は、そう解剖の話が出てくる。
主人公は、解剖医の教授なんですよ。
娘とちょっと言い合って、そのあと会ってない。
解剖で運ばれてきた遺体がちょっと変でね。
顔の空気が無くなっている、両腕が切断されている、って。
解剖してみたら、頭の奥から、カプセルが出てきてね。
なんだこのセブンみたいなキモイ映像は、って思っていると中から紙が出てくるの。
どうやら、娘の携帯電話だ、って。
まさか・・・。
と、主人公は娘を助けるために・・・!!っていう話なんだけどね。
この映画、B級っちゃB級なんだけど、意外に面白い。
まずね、なんだろね、ある島で事件が起きていて、そこにはDVから逃げてきたらしい、秘密を持つ女性がいてね。
ただ、嵐で閉ざされている島にいるんですよ。嵐で島からは出られない。
一方別の場所では、教授のもとで事件が起きる。
事件は並行して、同じ事件の流れとして起きるんだけど、基本的には
解剖リレーなんですよ。
解剖していくと、次のアイテムが体内から見つかっていくという。
おげげ!!なかなかグロイし、ミステリーな発想ですね!
そう。
実は、島でも遺体が発見されるんだけど、クローズドサークルだから、教授はその島に行って、遺体解剖できないわけね。
頼む!!君しかいないんだ!!
と、嫌がる素人女性に、漫画を描いているから器用に違いない、という理由だけで解剖ハラスメントを行う鬼畜なのである。
娘のためとはいえなかなかですね!!
と、なかなかのトンデモ展開になっていく。
しかも、時制まで色々ミックスしてくるので、あの人はあれれぇ・・?という感じになっているので、結構見ごたえ抜群な映画になっている。
なんつってもグロ映像が満載なところかな。
殺し方もえぐいし。
性器がっつりでてきちゃうし。
そこそこグロテスクでミステリー。そして雪山閉ざされた島。
色々楽しい要素詰まってるかな。
あとは、なんつってもおとぼけキャラクターのドジっ子研修医。
ある意味、この映画のヒロインは彼なのである。