さがすを見ました。
アマプラで見ました。
アマプラ・・・優秀!!
で。さがすね。
邦画だよ。主演は佐藤二郎。
てか。
予告見ない方が楽しめるから、予告見なくていいぞ!!!
貼っといてなんだけどね。
この映画ね。結構面白いよ。
町山さんがじゃりンこちえみたいな映画だというので、キャラクターだけ知ってたのでよし見てみるかー と見てみたんです。
確かに最初の方じゃりんこちえだったw
大阪の西成が舞台でね。
西成と言えば、東京でいうところの山谷のようなドヤ街ね。
日雇いの人たちが集うと呼ばれている場所なんだけど。
そこでさ、所持金20円足りなかったおとうちゃんがおにぎりとみそ汁万引きしようとして、娘が呼び出しされるシーンから始まる。
解放されるや否や、握り飯を路上で食べてるんだ。
娘は家で飯作って待ってたのに、なにやってんのおとうちゃん。って。
家に帰ると、父はTV見ながら、金があったらなあとか、卓球しないか?と娘にぼやいてる。
またいってるよ、とうちゃん。と思いながら寝床につくんだけどね。
起きるとおとうちゃんがいないの。
電話にも出ないし、日雇いだから日雇い労働してる場所に押しかけてみると別人が働いてるの。
あれ・・・お父ちゃんどこ・・・?
ということでさがしはじめるんですね。
この映画さ、いろいろ視点が変わるのね
最初は娘の視点、そのあと3人の視点でどんどん変わっていく。しかも、時も巻き戻って、最初の方の種明かしが始まったりして。
ジャンルが行方不明になる。
最初の方はコメディなの?って思うと、どんどんスリラーのようなミステリーのような展開になっていく。一緒に行く末を探しているような。どこへ物語が転がっていくのか。
ここへきてこの展開か?と思っていると、またコメディがよみがえってくる。
これはどういうジャンルの映画なのかな?!
サスペンスであり、スリラーであり、コメディーであり、ドラマなのね。
つうか途中で泣いたし。ちょ・・ちょっとまって・・。
佐藤二郎に泣かされてしまっただよ・・。
自転車で追っかけるシーンは面白いよね。自転車のかごによくおかれている缶をよもやあんな風に使うとはさ。
片山監督だって・・岬の兄妹の人ね!!
あれはコミカルで悲惨な話だったな・・。
ところで片山監督はポンジュノ監督の助監督もやっていたそう。
おお、だからこの映画の展開の仕方なのか?!まあ、そこは不明だけど。
映画はPG12ってことにはなっているけど、日本で起きたあの有名な神奈川の事件のネタを彷彿とさせたり、殺すシーン自体が出てくるので見る場合は注意かな。
女性の乳房やエロシーンも一応出てくる(はっきりと出てこない系)し、自慰表現も出てくる。注意ってところかな。
最後はとらわれて夏っていう映画のワンシーンを思い出した。
全然違う映画で、タイトルどうよ?って感じだがこの映画面白いよ。