ザ・クリエイター/創造者を見ました。
SFですね。
TOHOシネマズで見てきました。
最終回だったので、ほとんど人がいない映画館で見れました。
空いてる映画館でみると、最高だよね!
余談だが映画館に行くときはポップコーンとドリンクは欠かせないよ。
映画館へのお布施だと思ってるよ。
ザ・クリエイターは、映画の予告見たとき、ビジュアルがスターウォーズだったから、スターウォーズの番外編だと思ってたのよ。
黒い背景に、英語のタイトルでしょ。
そう思うじゃん。
ポスターとか、なんかね。
そしたら、実は違うのね。
監督は、ギャレス・エドワーズ。ローグワンの監督さんだね。
ローグワンなんか結構すきだったな。
主人公がそこそこ年取ってる女性の主人公で、ドニー・イェンがめちゃかっこよかったところが好きだったね。
ザ・クリエイターはどんな話かっていうと、冒頭はターミネータ感あるかな。
AIが人間に反逆を起こして、AIと人間という対立構造になるわけね。
そこへきて、
ニュー・アジアでは、AIに人権があるって話になるんだよ。
ニュー・アジアならAIに寛容っていうのは、すごく納得するんだよね。
やっぱ根底にアトムがあってさ。日本って、機械と対立するんじゃなくて、機械と理解しあうっていう流れを想像するじゃない?
でも、対欧米では真逆に行く感じってかな。
で、ザ・クリエイターではさ、主人公は対AIの組織にいるんだよ。
色々あって、ニュー・アジアの国に、超大型兵器を破壊するほどの秘密兵器があるからってことで、乗り込んでいって、始末してこいって言われるわけね。
で、行ってみたらさ。
子供のサイズのAI出てきちゃったよ
って話になってんだわ。
もう主人公どうしようと右往左往していくっていう話なんだけどね。
この映画、なんていうか
もう、圧巻なんですよ。
もう映像の迫力がすごいね。
まずさ、ニュー・アジアにアメリカがやってくるでしょ。
その舞台が、ベトナムに見えるんだよ。
田んぼとか、畑とか、あってな。
そこに、アメリカのヘリが、ブロロロロロロロ!ってやってくる。
どっちが侵略なんだい?
って、既視感がすごいよ。
ここで観客たちの感情移入はどっちに入っているかは明確なんだよ。
それにしてもすごいのは、
MVばりの音楽の使い方だよ
ここぞってときに、いい音楽爆音でかけてきちゃうんだよ。
映像の迫力あってなんだかもうMVなんだよ。ギャレス、あなたの音楽の趣味教えてくれない?
あと驚くのは、日本語の多さかな。そして、意外にちゃんとマッチしてるんだよね。おーすごいなあって。
途中で新宿もちらっと映るね。日本でいろいろ撮影するのは難しいけど、アジアはいい具合にたくさん出てくるね。
アジアの使い方がうまい映画だなあ、って思ったよ。たいていこういうのって中国ばばーん!って出したりするでしょ。
全然違うんだよ。チベットあたりまで出てきたりして、オールニューアジアって感じだよ。
この人に、ゴーストオブツシマ映画化してもらったら、どうなるか見てみたい気もするね。
結果的にアルマゲドンみたいな映画になってるんだけど、わたしはアルマゲドンよりこっちのザ・クリエイターのほうが好きだね。
壮大なSF映画みたいならおすすめ。
2023年の大作SF映画の中ではダントツじゃないかな~。