マイ・エレメントを見ました。
ピクサーアニメですね。
もう、Disney+に来てるよ、配信ってすごいね。
主人公は火の女の子。
お父さんの雑貨やかな、店を手伝っている。
でも、お父さんの具合は悪そう。
エレメントシティに、両親がやってきたとき、自宅は廃墟のようなビルだった。
雨漏りはしていて、火のエレメントには全然優しくなかった。
そこを、父親がちょっとずつ栄え、今日にいたっている。
そんな父親の背中を見て育った主人公は、私もいつか、あんな風になりたい、そう思っているが、店番をしてみると、厄介な客に癇癪を起して、店の物を燃やしてしまう。
ある日、ついに地下の土管から水が大量に漏れ出す。
どうしよう、止めなきゃ。
すると、そのあふれ出た水から、水のエレメントの役所の職員が出てきた。
それが出会いだった、という話なんですけどね。
なんていうか、あれだわね。
田舎から出てきたボーイミーツガールのような感じでな、それがわかると、感情移入しやすい作品なんですよ。
ホットドック売ってるし、舞台はNYなんだけどね。
移民たちにやさしくないわけよ、NYはさ。
そこでどんどん自分たちのファイアシティも大きくなる。
あるよね、多国籍だもんね。
でもこれって、日本でもあるじゃない?
東京に上京してくるでしょ。
いろんな地方出身者がさ。
街をつくることはないけど、いずらさも感じたり、都会は優しくないよなってなったりするじゃん。
お父さんたちもさ、元々の火の大陸からやってきてるわけなんだよね、故郷は別にあるんだけどね。
でも、この主人公の故郷は、エレメントシティのそば、ファイアシティなんだよ。
水のエレメントの男性にとっては、エレメントシティなんだよね。
東京暮らし東京育ちと田舎育ちファイアエレメントが出会う、そして自分が何者になりたいか見つけていく、そういう話なんだよねえ。
だからさあ、田舎から出てきたとか、若いころの想い みたいなの思い出すと、涙腺にきちゃうでしょ。
年でしょ。
エレメントの話なんだけど、価値観や境遇、立場が違う人たちが、どんなふうにわかり合っていくのか、認め合うのか、触れ合っていくのか、そういう話なんですよね。