二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2022
鑑賞リスト

映画:いとみち。訛りがぱねぇ。へばな。

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いとみちを見ました。

U-NEXTです、邦画ですね。

原作は同じ題名でいとみちっていうのがあるらしい、読んだことはないけど。

 

でいとみちね。

 

主人公は、青森県弘前市の高校に通う女の子。

板柳町から電車で通ってる。

家には、お父さんとおばあちゃん3人で暮らしてる。

昔は、三味線で賞を取ったんだけど、今は弾けてない。

何をすればいいか、うだうだしている毎日で、ふと間違って電話をかけてしまったメイド喫茶でアルバイトすることになりー。

 

っていう映画ね。

 

ていうかさ、この映画だな。

私のバリバリ地元だわ!!!!

 

詳しく話そう。

まず、この主人公、相馬いとっていうのね。

相馬っていうのは、だいぶ青森県にはあり触れた苗字。

この映画に出てくる登場人物たちの苗字が、

青森に出てくる人たちの苗字ばかりなのよ!!!そこに着目よ!

まあ、お父さんの苗字が相馬なのか・・・?って思って調べたら、

どうやらお父さんもお母さんも青森の人っていう設定だったらしい(原作)

ああ、道理で・・つまりだから相馬!!!相馬は間違ってない!

メイド喫茶の店長工藤に、メイド仲間の葛西、福士、オーナーの成田。

どの人も名前が青森あるあるの名前!

特に、多いのは工藤と佐藤ね。

 

これだけでめちゃ懐かしい。

 

それにしても驚くのは主役の子の津軽弁。

めちゃくちゃうまくない?!どうなってるの?!駒井蓮・・・・?

ぐぐったらわかったよ。

青森の子じゃねーか!!!!納得したよ!!!

ちゃんと訛っているだけでもう懐かしむ。

しかも慶応にいったのか、この子・・・地頭も強いじゃねーか!

しかも、この普通っぽい感じがめっちゃいい。

普通っぽいからいい!

メイド喫茶で同じく働く永遠の22歳は、訛ってないのね。あれはエセ津軽弁。

都会の人が、田舎っぽく喋る言葉・・まあ・・ここは目をつむろう・・・うむ・・。

ちなみに、めっちゃ標準語喋るメイドも出てくる。

彼女は彼女なりの想いがあって標準語を喋ってるんだけどね。

主人公のお父さんは、東京出身の豊川悦司。もちろん訛りは一切ない!

まあ、別にそれでいい!それで訛ってたら逆に変。

 

だって、うちの親父も青森の人じゃないけど、基本訛ってない。標準語。

もう色々この映画の情報量が私には多くて喋ることが多すぎる。

 

まずね、主人公が通うのは青森県立弘前高等学校の制服。

弘前で一番頭がいい人たちが行く高校ね、要するに進学高校。

弘前の進学高校は3つあって、弘前高校、中央高校、南高校。

全部県立。それ以外は私立なのね。

みんな、県立に行くわけ、ここで都会と田舎の逆転現象が起きるわけだよ。

 

弘前市の学校なんだけど、隣の町や村からきてる子が多いんよ。

だから、電車通いの子は弘前高等学校の制服を着てるわけだ。

ちなみに、冒頭で訛りを主人公は笑われるんだけど、笑われるほどの訛りではない。

寧ろ、訛ってないとはぶかれる、それが田舎だから!!(経験者語る)

 

もう息も絶え絶えだがまだ冒頭だ。

要するに、この主人公相当頭がいいワケですね。

でも、主人公はなんだか覇気がないんだ。

 

三味線ひかないのか?と主人公に詰め寄るばあちゃんは、

指の腹にできていたはずのいとみちが見えなくなってる

っていうんですね。これはまさに今の相馬いと(主人公)のことを指してるわけなんですが。

 

ちなみに、私が青森にいたときの時給は600円台よ。

メイド喫茶の時給は1150円、それにつられて主人公は電話するんだけどね。

1150円って東京でいうとコンビニ並みだけど、

青森の正社員、例えば経理の給料は手取りではなくて20万切ることも普通にある。

ちなみに新卒じゃないよ。

青森は全国都道府県の中でも時給は下から二番目。私がUターン考えたときはそうだったな。今はどうなっているだろう。

 

そんな中で時給1150円。高いですよね。

釣られる気持ちもわかる!!!

ちなみに、弘前高校は多分バイト禁止だと思うんだけど、今はいいのか、原作ではフィクションだからOKってことになっているのかな。

 

メイド喫茶というアルバイト柄、水商売と勘違いされる話や、女性としての想いなんかも盛り込んだ映画となっている。

 

にしても印象的なのは、時折映る岩木山。

岩木山は、津軽の人たちは結構懐かしい思いが強いと思うんだよね。

岩木山みて育ったからな。

みっつこぶがあって、いつも見えてるんよ。

雲が被っていると次の日は雨が降るとか、そういう言われ方もされてた気もするけど。

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学校に行くときも、帰るときも、どこかに遊びに行くときも、常に見えてるんだよね、この山がさ。一緒に育ったっていうか。

だから、凄く懐かしく感じる、それがラストに繋がっていく。

 

典型的なふるさと映画なんだけど、コロナ禍で帰れてないふるさとを想うと、

善き・・って思っちゃうんだよね。

 

余談だが、津軽弁簡単に以下。字幕がないから知っとくと良いかも。

かちゃましい = うるさい

わ = わたし

けっぱれ = 頑張れ

じょっぱり = 頑固者

じぇんこ = お金

ぱやぱや = 毛玉がぱやぱやしてる みたいな使い方

け = あげる、食べな

わんづか = ちょっと

 

へばな、っていうのはまたねとかじゃあね って意味なんだよね。

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