バーナデット ママは行方不明を見ました。
ケイト・ブランシェット主演のコメディドラマです。
全体としてはコミカルなんですが、最終的にはドラマかなあ。
主人公は、まあケイト・ブランシェットね。
夫が、アップルみたいな会社の社長なんですよ。
ケイトは主婦しててね。
昔は建築とかやってたんだけど、もう引退してて。
引退っていうか、一線からは身を引いた感じか。
業界にはもういなくなっていてね。
悩みが尽きないの。
子供のことや、隣人のこと、旦那のこと。
なんかすべてがイライラするんですよ。
凄く明るくハッピーな感じで、笑顔がひきつったケイトが良いのね。
はたから見てるとこのお母さんやべーなって感じるの。
そう鬱みたいな感じかもしれないね。
感情の起伏がコントロールできなくなっちゃってて。
で、隣人との草刈り論争みたいなのもおきたりしてさ。
見ていくと別に隣人もそんなに悪い感じはしないの。でも悪者みたいな扱いになってる感じで、居心地が悪いわけね。
ここらへんは後に解決するんだけどね。
なんだか話しがうまく転がりすぎているような気がしなくもないんだけど、やっぱり前半の主人公の息苦しさ、というのがダイレクトに伝わってくるところはいいわけね。
全体の映画としてはもう一つほしかった という気はする。