死刑にいたる病を見ました。
邦画です。
U-NEXTですね。
殺戮に至る病じゃないよ!あっちはあっちで面白いけどね。
おすすめです。
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で、死刑にいたる病ね。
主人公はある大学生なわけよ。
手紙が来るのね、死刑囚から。
昔通ってた、パンやさんの店主なのよ。
実は、24人の殺人を犯したシリアルキラーなわけね。
阿部サダヲよ。
目が怖いよ、阿部氏。
造られた顔が笑っていて、目が笑ってないよ、阿部氏。
でさあ。
阿部氏がさ、淡々と自分の殺人について話始めるわけよ。
沢山の殺人をしたし、誰を殺したか覚えてないよって。
でも最後に立件された殺人は俺じゃないんだよ。
ちょっと調べてみて欲しいよ、って。
で、岡田くんが調べることになるんだけどさあ。
なんでこいつの事件をわざわざ調べてあげないといけないわけぇ?
って、私は思っちゃうわけなんだけどね。
でも、彼は何故か調べ始めちゃうんだね。
この映画は、阿部氏が犯した殺人について、徐々に調べて岡田くんが、真実に迫っていく面白さと、そう来ると思ったよ、という自分が途中にいる。
だがしかし、そうきたかー-い!!
と、最後に啞然とする展開にびっくりするわけよ。
何これ楽しいね。
この阿部氏の恐ろしさはね、人を殺す云々じゃないのよ。
彼は、人を操作することが楽しくて仕方がないわけよ。
だから、始終彼が思うように、周りの人々は動かされ、行動していくわけね。
だから彼は死刑にいたることも何も恐怖を感じてないんだ。
刑務所にいても、彼は、操作ができてしまうわけだ。
そこが中々面白いわけね。
そこそこ暴力的にグロテスクでよかったです。
白石和彌!という感じでしたね。
余談だが、赤ペン瀧川先生が弁護士役で出てました。
いつの間に、役者デビュー?!
ちなみに、彼の映画紹介は結構楽しくておすすめ。
なお、PG12ってことにはなっているが、
これでPG12!?って感じではある。アメリカとか英国方面だとアウトだと思うけど、暴力グロ方面には寛容だからな。
逆にエロには全方位的に非寛容なのはお国柄だけど。