この子は邪悪、を見ました。
邦画ホラーですね。
アマプラです。
主人公はとある家族の長女なのね。
4人家族なんだけど、遊園地の帰り道、車で事故ってしまって。
お父さんは足を怪我して、いつも引きずって歩いてる。
お母さんは植物状態みたいになっちゃって目を覚まさない。
妹は、顔を怪我してスケキヨみたいなお面つけて生活してる。
家は昭和みたいなレトロ家屋で、車までレトロ。
お父さんは精神科医か何かやってる、っていう感じでな。
家の庭は閉じられた中庭になっていて、そこでウサギを放し飼いしたりしてる。
しかしそれにしても。
異常にウサギを飼っている。
8匹以上は飼っているようだが、すでに中庭にはウサギの墓も建てられているようで、大量にウサギを飼っていることがわかる。
最初から、奇妙な空気を醸し出している部分は結構いい。
特に、桜井ゆきの異常性を日曜ドラマ枠で思い出した人は、見ただけで
こいつやべぇーやつやん
と思っちゃうわけである。
それにしても、玉木宏は最近悪役が多いわけで、どう考えても冒頭から
こいつ悪い奴やん
と思ってしまうわけである。
で、まあこの映画ね。
世にも奇妙な物語のような、SFみたいな展開に途中からなっていくわけね。
そういうオチなんですかー?! と突っ込みたくはなる。
そうこうして、問題となっているこの子、は一番最後に誰かが明かされるわけなのだが。
短編ドラマSPとしてはそこそこ良いかな、という感じなんだが、映画としてはどうだろうなあ・・というネタなだけに、ちょっともったいない感じはするかな。
ホラーSF小説とか、地上波世にも奇妙な物語ぐらいの長さで作られていたら、楽しめる映画になっていた気がする。
映画でこの展開はちょっと弱い。
目がぎょろぎょろ!ってなるシーン自体は、結構インパクトが強くてよい。