#マンホールを見ました。
邦画ホラーかな。
Netflixです。
主役はじゃに・・じゃなかった、スマイルアップかー、どれどれ。
って見ると、意外にちゃんとしている。
世にも奇妙な物語、系のホラー映画ですね。
あれが好きな人は、好きジャンルそう。
結婚式の前の日、男は会社の同僚たちとお祝いパーティーをした。
結構飲んでしまったのか、足はふらふら。
足を踏み外して、どうやらマンホールに落ちてしまったようだ。
足を怪我している。
梯子は途中で壊れていて登れない。
どういうことだ、助けてくれ!
ついに男は、SNSに助けを求めるのだがー。
っていう話ね。
そんなまさかな、IT展開があるわけなのだが、ここらへんはだいぶフィクション感はあるかな。
ただ、ほの暗い穴の底で、主人公が考えて考えて、どんどんどす黒い沼にはまっていく心理状態自体は見ているのが楽しいね。
SNSの闇も相まって。
見ていると、イライラというか、ぎすぎすしてくる脱出系ホラー映画には間違いない。
ある意味、リミットなんかと系統は似ている。
日本で棺桶に閉じ込められた状態で、地中に埋められてしまう なんて想定がないから、
山中で生き埋めに会うか、怖いお兄さんたちに拉致られてファンジョンミンみたいになるか。
で、登場するのがマンホールなわけだ。
ここへきて、「贖罪」をするのか、しないのか。っていうあたり、
芥川龍之介の蜘蛛の糸を思い出す。
実際に、マンホールでは、蜘蛛も出てくるしね。
そこが、ある意味日本的だなあ、ってのが良いは良い。
ただ、ラストにかけては安牌感はあるのだが、とんとん話が進んで、程よいホラー・スリラーになっているかなと思う。
ほぼ穴の中だし、低予算ホラー映画としては、結構よいんじゃないかな。