なんかすげータイトルと字面な本作。
ネトフリオリジナルですね。
原題はno good deed.
No good deed goes unpunished.って例文があってこれは正直者は馬鹿を見るとか、良い行いは罪を受けるって意味。
殺人犯のコリンが逃亡中に車をスリップ。
近隣の家に電話を貸してくれ、と訪ねる。
良い人そうな奥さんは怪我をしてずぶ濡れになって可愛そうに思い家に入れてあげる、って話。
ここで良い人は奥さんなわけだけど、奥さんは良かれと思って怪我の手当してあげちゃったり、紅茶をごちそうしたり。
しかも、自分のプライベートをぺちゃぺちゃ喋っちゃう。
というより、言葉巧みに誘導されているという流れ。
コリンが殺人犯であることを観客はわかっているわけで、奥さんアカンでぇ?という目線で見るわけだが、コリンのことをセクシーだなと思っている奥さんはまんざらではなくなっており、前半はこの心理戦が展開する。
前半はぼちぼちなのだが、こちらの映画後半がよろしくない。
間抜けなコリンと奥さんとのやり取りに勃発していくのだが、コリンが間抜け過ぎていけません。ただ、間抜けであることは前半の部分で語られている。
奥さんは前半、昔は私もキャリアウーマンでね、なんてことをコリン相手に愚痴る。
この映画では最終的に昼ドラの痴話喧嘩みたいな展開を迎えるのだが、奥さんは自分が輝いていたあの頃を取り戻すという話になっている。
後半の展開が冗長で良くなかったかな。
なにか新しい展開が欲しかった。