ブラッド・レッド・スカイを見ました。
ホラー映画ですね。
スリラー、アクション映画ともいうかな。
少し毛色が変わった映画でした。
主人公は、あるシングルマザーとその息子。
息子が一人で飛行機に荷物を預けに来るんだね。
小学生になるのかなぐらいの子なんだけど、一人である程度いろんなことができて賢い。
お母さんは、序盤から何か闇を抱えている感じなのね。
頭はスキンヘッドで、かつらを被り、定期的に注射をして悶え苦しむ。
どうやら、アメリカに手術をしにいくらしい。
息子と二人で飛行機に乗る。
しかし、その飛行機がハイジャックされてしまう。
さぁ、どうなる?って話なんだけど。
この映画が、すごく変わっているのは、色んな要素がミックスされているから。
ダイ・ハードのように複数人を一人でやっつけていくことになる映画なんだけれど、ただのヒーローモノではなく歪んでいるのね。
ある種のモンスター、ゾンビ映画にもなっている。
かつ、親子の愛情物語にもなっていて、悲しみを帯びている。
母は一心不乱に息子のことだけを思ってやり遂げるんだけど、息子は最後の最後に悟ってしまうのね。
切ない映画なのでした。