毎期、ドラマは一話を見逃さない限りは、だいたいチェックしているようにしています。
今期は、凪のお暇に癒されつつ、ちょいつまみしてましたが、監察医朝顔も、何気なくTVで見ていました。
主人公は、上野樹里演じる法医学者が、警察から運ばれてきたご遺体を解剖して、事件を解決に導いていくというような話。ちょっと変わっているのは、上野樹里のお父さんは現役の刑事で、現場が一緒になるということがある。
ああ、また臨床とか警察ものか
そう思っていたのでした。
物語も淡々とすみ、敢え無く犯人もわかり、なんとなく事件は解決。
よし終わったか?と思っていると、一向に一話が終わらないのだ。
この後も、まだ続くのだろうか?
と思って見守っていると、ある休みの朝に、朝顔が、大きいおにぎりを握りながら、
お父さん、このぐらいで良いかな?と言い、朝顔のお父さんである時任は、忙しく何か準備をしている。
電車に乗ってどこかへ行くようだ。
ネタバレでしか言えないが、
この電車から降りた後、上野樹里はそこで進む足を止める。
”お父さん、ごめん、やっぱダメだ”
そういって、朝顔は電車に乗って帰ってしまうのである。
なぜそうなったのかというと、電車から降りた時に聞こえてきたのだ。
海岸沿いや、田舎の方に行くとある、拡声器調の住民の皆様にお知らせする奴が。
それを聞いた瞬間、朝顔はうごけなくなってしまった。
昔のことがフラッシュバックしてしまったんです。
そのシーンを見た瞬間、私もフラッシュバックしてしまったのか、
号泣
そして、電車の外を眺めながら、ボロボロに泣きながら帰路につく朝顔をカメラに捉えながら流れる、折坂悠太の朝顔が、辛い。
フジテレビって、クソみたいな月9しか作ってねぇなって思ってたけど、
久々にフジテレビを見直したよ、私はテレ朝だと勘違いしてたけど。
で、このドラマ。
事件と、朝顔の人生のドラマが二重に進行していくわけなんだけどさ。
むしろ主軸は朝顔の人生の方
そこがとても良い
彼氏の桑原役をしている風間俊平が見せ場となる二話あたりもとても良かった。
このまま、進んで欲しいと思うドラマでした。