たまたま外出しない日曜日。テレビ東京を見ていたら再放送の葬儀屋松子の事件簿4という2時間ドラマをやっていました。
主演は名取裕子。名取裕子の2時間ドラマは、解剖医だか臨床医だか系統で結構見ていたのでテンション上がる。
主人公は葬儀屋の社長の松子。
警察の事件がらみで葬式に出すことになった。亡くなった人物は、葬儀屋の知り合いで、葬儀屋の社員でんでんとも仲の良い刑事とも友人だという。
個人的には、でんでんの中盤の演技が好きだw
話を戻すと、その刑事は、亡くなった友人の不審な点を感じ始め、事件を個人的に調べていくのだがー。という話。
よくある2時間ドラマか?
と思っていたら、どっこい、実はそうではない。
この2時間ドラマ、
いつもの本編の殺人事件の方と、松子本人のドラマの話が同時で進行するのである。
思わせぶりな、セリフや、わかりやすいそぶりで、
わかっているんだ、そんなことは!!
と、思いつつも、割と本編の殺人事件のことは、割とどうでもよくて、松子と二人の隠された本編の方が気になってしまうやつ。
あれだ。
監察医朝顔方式ですよ。
私は、今期の監察医朝顔の第一話で思いがけずに泣いてしまったわけですが、そういうノリを感じます。
要するに、事件より主人公のドラマが本編だぜ!!
で、話を戻すと、この2時間ドラマ、犯人が捕まってからの方が興味深いのです。
このドラマでは、俺の葬式はこんな感じにしてくれよ、みたいなセリフがちょいちょい出てくるんですが、ラストでもそのセリフと関連のある手紙を名取裕子が読むシーンがあるんですね。
良い終わり方をする2時間ドラマだな、と思いました。
今後、この二人はまた出会うことがあるのか!
気になる事件簿でした。