ソルトバーンを見ました。
アマプラです。
バリー・コーガン主演のスリラーコメディ映画かな。
主人公は、バリー・コーガン。
オックスフォード大学に入学したんですよ。
キラキラしている長身のおぼっちゃまから目が離せない。
入学日、ディナーはハリーポッターの食堂みたいなところで皆が食べるようだが、主人公は座る場所がない。
やっと座ったと思ったら、眼鏡をかけた陰気な数学オタクの目の前。
あーあ、僕はあっちに座りたいのになあ。
しかし、ついにある日、自転車がパンクしたおぼっちゃま、フェリックスに自転車を貸すことになって親しくなっていく。
まばゆいばかりの仲間たち。
そうして、ついに主人公のオリバーは、彼の家、ソルトバーンでひと夏を過ごすことになるのである。
っていう話なんですよ。
何かな?車輪の下かな、太陽がいっぱいかな?と思っていると、実は全然違うんですね。
純粋にも、光に吸い寄せられたバリー・コーガンが、ソルトバーン一家をむしばんでいく話なんです。
薄暗い太陽がいっぱいの話かと思うと、お墓のシーンあたりで、
ふぇ・・・?!
となってもう大混乱である。
おいおい、ちょっと待ちなよ君、と。
そこから、純愛なのか、コメディなのかの狭間で展開していく様が見事。
バリー・コーガンとおぼっちゃま役ジェイコブとの身長差は26㎝。
ジェイコブ196cmだって。高すぎないかな。
神々しいぞ。
それと相反して、低身長でやぼったい主人公を演じる、バリー・コーガン。
しかしだよ。バリー・コーガンがさ、聖なる鹿殺しの時とは打って変わって、鍛え抜かれた筋肉を披露しているんだ。
ムキムキだな、バリー・コーガン?!
やぼったいムキムキ男、しかし眼がギラギラしている。
というスリラーさがたまらない、映画になっている。
男でも女でも、俺の眼の前に立ちはだかる奴らは、ただじゃおかないぞ!というバリー・コーガンの新たな一面を垣間見れた。もう、とっかえひっかえやんか、あんた。
ラストシーンに至るあたりでは、バリー・コーガンがたまらなくキュートに見えていることは必至。
やぼったいジェシー・アイゼンバーグ枠だったバリー・コーガンが、一皮むけた怪作になっており、見ごたえ抜群。おススメです。