バブルを見ました。
ネトフリオリジナルですね。
監督は進撃の巨人の荒木監督、脚本虚淵玄、キャラクターデザインは小畑健、プロデュースは川村元気、というなんか大御所ぞろいな感じのアニメになっている。
てか、OPから、ベルリン国際映画祭正式出品とある。
映画祭も出品してたんか?!
とまあ、ここでちょっと驚く。
映画祭ってそもそも、そこそこの感じの作品じゃないと上映させてくれないのね。
世界三大映画祭というと、カンヌ、アカデミー、ベルリンでしょ。
トロント映画祭とかは、アカデミー賞の前哨戦と呼ばれてたり。
ベルリンの立ち位置詳しくないけど、映画祭っていうのはそういうやつなのね。
で、映画祭出品の作品ってわけね。
この映画、そういうターゲットで映画だから、というのもあるのか至極わかりやすく誰でも知っている
人魚姫をテーマにしてきました。
なんか、今日、ちょうどぽにょやってたから思い出しちゃったわ。
舞台は、泡が大量発生したことで水に沈んだ東京が舞台。
何故か東京だけ水に沈んでて、廃墟みたいになってんのね。
その東京では、重力がなんだかおかしなことになっていて、浮島があったりと、気分はなんだか
ボス戦直前の、ゲームのMAP
その廃墟群周辺では、パルクールで生と死をかけたゲームが行われてる、そんなストーリー。
その中でも、パルクールが飛びぬけてうまいのが主人公ひびき。
ひびきはいつもヘッドホンしてるんだけど、なんでも音が聞こえすぎてしまうから、という理由らしい。
なので、
超パルクールってます
制作スタッフは、YOUTUBEでさぞパルクール動画をたくさん見たに違いない・・。
てか思い出したけど、監督って進撃の巨人の人だよね。
よく考えたら
進撃の巨人って、巨人(建物みたいなもん)使ったパルクールじゃないか。
パルクールの映画っていうとそういえば、ヤマカシとか、アルティメットとかあったよね。懐かしい。
あれの影響で、パルクールってフランスの方が主流なんだと思ってた。どこが主流なんだろう。
WIKIったらマジでフランスだったよ。ベルってやつが、軍隊にある障害物コースでやってた自主練らしい。
マジかよ、ベル
そういえば、渋谷の神宮公園と大通りから一歩脇道に入ると、平地でパルクール練習してる人たちたまにいるんだよね。
今もいるのかな。よくはしらない。さすがにビルで練習してる人はみたことないかな。
ということで、パルクールで回転したり飛び乗るアクションアニメとして楽しめる感じのアニメになっているわけですね。
ストーリーは・・
なんか明るくて王道
という感じなのが意外だけど、まあ世界向けなので
なんか、明るくて、王道
なのかもしれない。虚淵だからどんな暗い話になるんだ?うん??
と思いながら見守っていたが、世界向けのエンタメになっていた。
だとすると、虚淵である必要性がない気はするんだけど・・・・。
言うまいて
そういえば、東京タワーのこと、ずっとタワーって言ってるんだよね。
日本の人は、あれは東京タワーだろう、って思ってると思うんだけど。海外の人向けにタワーって言ってるのかな。
あと、この映画で大変だなあ、と思ったのは音楽の人。
字幕表示してみてたんだけど、
(不思議な雰囲気の音楽)
みたいな字幕表示があって、音楽担当の人たちって、この一文とかで音楽作ってるのかな・・大変やん。
さて。
わたしとしては、この
THEアニメ
っぽい感じのキャラクターデザインがあまり得意じゃないんだけど、かといってどんな絵柄が良いのかといわれると困るな。
バブルは、なんというか、
悪くないんだが、大味(よくある王道)
という感じが勿体ない気がする。
これだけ名前を連ねたら、ちょっと違う挑戦を期待してしまうのが、うん、そう。というところだよね。
パルクールをテーマにしたアニメーション自体はそもそもなかったという意味ではよかったけど。
さて。
5月末といえば湯浅監督の最新作、犬王が公開ですね。
アニメーションのパルクール王、湯浅監督!!楽しみだな!!
どんなぐるんぐるんの世界がまっているのか、見たくてたまらん。
ちなみに、犬王は、ヴェネツィアと、トロントと、アヌシーに出品することになっている。
そういえば、夜明け告げるルーの歌っていう映画もあったね。
水場って、日本の監督一度は通るのかな・・・?