ザ・バブルを見ました。
お下劣下ネタあり系のコメディ映画ですね。
Netflixオリジナルです。
脚本・制作・監督、全部ジャド・アパトー。
結構昔からいるコメディ映画の監督みたいですね。
コロナ禍で、大作映画の続編第6作目を作るために、俳優たちがイギリス、ザ・バブルに集結。
集結したら、突如として2週間の隔離!
人が恋しい、酒を飲みまくる、セックスできない、風呂に入らなくなる、やっと隔離期間があいた!!
と思うと、
80人分のコーヒーを入れた映画の撮影スタッフPA、コロナに感染。
はい、みなさん、また二週間の隔離です!!
という、コロナ禍をコミカルにコメディしてくる映画です。
コロナをコミカルにするのはまだ早いような気がしなくもないが、見られるようになったというのは進歩なのかな・・。
そういえば、東日本大震災の後の1年後ぐらいに、津波が出てくる2012っていうパニックSF映画見ちゃって、なんか涙出ちゃったんだよね。
なぜ・・って感じだけど、思い出してこうきちゃった的なね。
という意味では、そういう内容とリンクして不適切だと思う人も少なくないのかも。
でも、この映画が、コロナ禍をネタにはしてるんだけど、当時のニュース映像とか、病気になった人をコメディにしているわけじゃないから、そこはうまく切り抜けている感じがする。
映画の撮影場所のネタにも、レッドゾーン・イエローゾーンとかっていって、ゾーンをネタにしたり、
このご時世に映画を撮ってるのは、うちのスタッフか、トム・クルーズぐらいのもんだぜ!!
っていう、あるあるネタもちょっと笑える。
トム・クルーズなら、とるだろうw
ちなみに、この映画スタッフたちがとっているのは、崖のビースト。大作映画っていうと、ファンタスティックビーストのもじりなんだろうな、とw
ちなみに、もちろんジュラシック・パークも入ってるよ、エンディングのフォントのテイストはまさにそれだしね。
しかも、無駄にCG技術を駆使して、崖のビーストの映画映像もちゃんと作っているw
ザ・バブルの生活に飽きすぎてTikTokやら、クスリで大騒ぎしちゃう感じは、見てるとなんだかドント・ルック・アップを思い出しちゃう部分あるけどね。
ところで、モルダー捜査官ことデヴィッド・ドゥカブニーが出てるよ、懐かしい。
あの頃すでに40弱だったけどお肉が垂れた中年の体をしてたんだが、今回はキン肉マンぽい役として出てるね。とはいえ、年だからおなかはそこそこ出ているけど。
ちなみに、カメオ出演でジェームズ・マカヴォイが出ている。イギリス絡みだからもちろん、ベネディクト・カンバーバッチも。カンバーバッチって、AIではめ込んでいるのかと思ったけど、本人としても出てるのかな。あのヤクキメ映像はある意味新しかったが・・・・w
恐竜の生殖器のCGを作ったのがテッド2のスタッフ、っていうあたりも何故か納得してしまう落としどころネタが面白いね。
まあ、とは言え賛否ありそうな映画、かな。嫌いじゃないよ。
監督の本心としては、この時代に娯楽を作ったことを褒めてくれ っていうのは真意なんだろうな。